子供が朝ごはんを食べないとデメリットたくさん!?手軽に作るコツもご紹介!

あわただしく時間のない朝、

こどもがなかなかご飯を食べないとなると

ママもイライラしてしまいますよね。

 

近年では朝食を食べない子どもも

増えてきているとは言われていますが、

忙しいからと言って朝ごはんを抜くと

たくさんのデメリットがある

ということも知っておきたいですよね。

 

そこで今回は

 

  • 朝ごはんを食べないことのメリット
  • こどもが進んで朝ごはんを食べてくれない理由
  • 手軽に食べられる朝ごはんのポイントやレシピ

 

をご紹介します。

 

朝ご飯を食べないとこんなデメリットが!

朝ご飯を食べないと学力や体力が

低い傾向にあると言われています。

 

しかし実際に朝ご飯を食べないこどもは

どのような影響があるのでしょうか。

 

エネルギー不足で集中力が低下する

脳を働かせるために必要なエネルギーの源、

それはブドウ糖です。

 

朝ご飯を食べないとエネルギー源である

ブドウ糖など摂取することができないため、

脳はエネルギー不足となってしまいます。

 

  • ぼーっとする
  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下
  • めまいやふらつき
  • イライラ

 

エネルギーが不足することにより、

これら様々な症状を引き起こすことがあります。

 

太りやすくなる

朝ご飯を抜くと血糖値が下がり始めますので

成長ホルモン、グルカゴンなど

血糖値を上げる働きのあるホルモンの分泌が増えます。

 

 

朝ご飯を抜いた場合、血糖値を上げる

働きのあるホルモンによって、

昼食を食べる頃に

血糖値が上がりやすい状態になります。

 

このタイミングで昼食を食べてしまうと、

血糖値は通常よりも

高くなってしまうというわけです。

 

 

急激に血糖値が上がると、

血糖値を下げる働きのあるインスリンと

呼ばれるホルモンが大量に分泌されます。

 

その結果、血糖値を上げるため、

グルカゴンなどのホルモンが大量に

分泌されることになります。

 

 

このような血糖値の急上昇や急降下が繰り返されることは、

身体に負担がかかってしまいます。

 

 

そして、このような状態が繰り返し起こると

太りやすくなるということにつながります。

 

自律神経が乱れやすくなる

身体の中で自律神経というのは、

循環器や消化器、呼吸器など正常に

機能させるため24時間常に働き続ける神経です。

 

自律神経は、活動している時や昼間の時間帯に

活性化する交感神経と、

夜などリラックスしている時に活性化する

副交感神経があります。

 

 

この2つの神経のバランスが

崩れてしまった時に起こるのが

自律神経の乱れというわけです。

 

心だけでなく身体にも様々な影響を与えます。

 

 

自律神経が乱れる原因としては、

不規則な生活やストレスなど

様々な原因が考えられるのですが、

朝ご飯を食べないことが自律神経の乱れの

原因の1つとも言われています。

 

 

また、朝ご飯を抜くと体内時計が正常に働かないため

自律神経の乱れにつながることもあります。

 

 

さらには、自律神経が体温の調節する働きもあるため、

朝ご飯を抜くことは、冷え性にもつながるのです。

 

筋肉量が減少する

朝ご飯を食べないとなると脳に

ブドウ糖を送ることができません。

 

 

そのため、まず肝臓に蓄えられている

グリコーゲンが使われ、

グリコーゲンが少なくなると

次に使われるのが筋肉のエネルギーです。

 

 

つまり、朝ご飯を食べない生活を続けていると、

筋肉量の減少

つながってしまうことがあるのです。

 

  • 基礎代謝の低下
  • 運動能力の低下

筋肉が減少することで、

これらのデメリットがあります。

 

 

筋肉量が減れば、消費カロリーも

少なくなりますので、肥満に

つながることも考えられます。

 

 

子どもが朝ご飯を食べないのはなぜ?

学力や体力のためにもお子さんにとって

朝ご飯は大切なものですので、

食べて欲しいと思いますよね。

 

しかし、その思いとは裏腹に、

子どもは朝ご飯をなかなか食べてくれません。

 

なぜ、子どもは朝ご飯を

食べないのでしょうか

 

とにかく食べたくない!

朝ご飯を食べないお子さんの中には、

とにかく食べたくない!

 

そう思っているお子さんが大半かもしれません。

 

 

食べるということは本能的な欲求ですので、

その欲求を無理やり

押し付けるというのは難しいことです。

 

お子さんがとにかく食べたくないという時には

早く食べなさい!と怒ったとしても、

お腹が空いちゃうよ?と優しく諭したとしても、

どちらにせよ食べないということに変わりがないのです。

 

眠くてぼんやりしている、お腹が空いていない

お子さんが朝ご飯を食べないのは、

単純に眠い、お腹が空いていない

という理由です。

 

前日寝るのが遅くなってしまった時には、

翌朝眠いこともあるでしょうし、

お腹も空かないでしょう。

 

食べるという欲求よりも、

眠るという欲求の方が勝れば

朝ご飯を食べてくれません。

 

食事の種類や量が多い

朝ご飯はお子さんにとって、重要な食事です。

 

そのため、お子さんの健康のためにと

栄養バランスを考えた食事を

用意しているママも多いのでは?

 

 

そのため、朝ご飯からご飯、おかず、

副菜、汁物など種類が多い

ご家庭もあるでしょう。

 

 

しかし、お子さんによっては、

その量が多いと感じてしまうことが

あるかもしれません。

 

 

大人でも、目の前に

食べきれないほどの食事が並んでいると、

逆に食欲がなくなってしまう

ということありませんか?

 

同じようにお子さんも

目の前に多すぎる量のご飯が並ぶと

食べたくなくなってしまうのかもしれません。

 

午前10時頃に食べたがる子どもが多い

朝起きてすぐにご飯を

食べたがるお子さんというのは少なく、

食べたがったとしても

実際に食べ始めたら少ししか食べない

ということが多いと思います。

 

そして、10時頃になるとご飯を食べたがり、

よく食べるというのを多く耳にします。

 

 

この10時に食べたがり、

食欲も増加するという傾向は

3歳頃から小学生のこどもに多く見られます。

 

 

今では当たり前のようになっている

1日3食の食事。

 

食事が1日3食になったのは、

江戸時代からです。

 

 

そう考えてお子さんの様子を見ていると、

10時頃に最初の食事を

するというのは自然なことかもしれません。

 

とはいえ、園や学校ではお昼ご飯は

12時〜12時半というところが多くなり、

10時にご飯を食べることができません。

 

 

授業や外遊び、登下校などを考えると

そうも言っていられず、

やはり朝ご飯を食べないのは心配ですね。

 

 

忙しい朝でもイライラしない為の対処法

忙しい朝、なんとかイライラせずに怒ることなく、

朝ご飯を食べてもらいたいものです。

 

お子さんが朝ご飯を食べない時には、

どのように対応していくのが良いのでしょうか。

 

無理やり食べさせなくても良いんだ!と、気楽に!

子どもに朝ご飯をなんとかして食べさせたいと

思うママの気持ちとしては、

栄養バランスを気にしたり、

今日1日元気に過ごして欲しいという

思いなのではないでしょうか。

 

 

朝ご飯はお子さんにとって大切な食事であることから、

タンパク質や野菜など、バランスよく

食べさせなければならないと思ってしまいますよね。

 

しかし、朝ご飯がなかなか進まないというような時は

もっと気楽に考えてみましょう。

 

 

もちろん栄養バランスが良い食事というのは大切。

 

しかし、お子さんが食べないのであれば

バランスの良い栄養どころか、

エネルギーですら不足してしまうのですから。

 

 

お子さんが食べてくれそうな物を出す

と割り切って考えてしまうのも1つです。

 

 

例えば、おにぎりと果物の2品にしてしまえば

ママの朝ご飯の準備も楽になりますし、

何よりこの量なら食べられそう!と

こどもの気持ちが変わってきますよ♪

 

量を減らして子どもに合わせる

お子さんが朝ご飯を食べてくれないという時には

朝ご飯の量を減らしてみましょう

 

 

お子さんが朝ご飯を食べない時、

ママはお子さんに食べなさいと怒ってしまったり

食べないお子さんにイライラしてしまうことが

多いでしょう。

 

しかし、お子さんが朝ご飯を食べないのであれば、

ママがお子さんに合わせてあげる

ということも必要かもしれません。

 

 

朝ご飯の量を減らしてみたり、

食べやすいようなメニューにしてみたり。

 

お子さんの食べ方、食べる量に合わせて

朝ご飯を準備してあげることで、

お子さんも朝ご飯を食べるように

なってくれることもあるでしょう。

 

 

子どもも食べられる!手軽な朝食の考え方

お子さんが朝ご飯を食べないということであれば、

まずはお子さんが

食べてくれるような朝ご飯を考えてみましょう。

 

手軽な朝食であれば、ママも気持ちが楽になります。

 

朝のイライラも軽減されるかもしれません。

 

炭水化物+αの朝食

お子さんも食べられる朝ご飯でおすすめなのが、

炭水化物+αの朝食です。

 

パンやご飯などの炭水化物は、

効率の良いエネルギー源になります。

 

 

お昼ご飯までお腹が空かないよう

持たせるためには、やはり

主食となる炭水化物は欠かせません。

 

ご飯、パンどちらでも構いませんので

準備しましょう。

 

 

しかし、炭水化物だけでは栄養バランスが

どうしても気になるという場合には、

果物をプラスしたりするのも良いでしょう。

 

果物であれば、ビタミンなどの栄養を

摂取することもできますし、

食物繊維やミネラルなどを補うこともできます。

 

 

また、カットしてすぐに朝ご飯として

食卓に出すことができますので、

手間がかかりません。

 

手間をかけず、効率よく栄養を摂取できるので

時間のない朝にもぴったりです。

 

 

また、炭水化物であるご飯やパンに

他の栄養素が摂れる食材を混ぜて

おにぎりや、サンドイッチなどに

するのも手軽でおすすめです。

 

子どもが食べたいと思える物を

お子さんが朝ご飯を食べない時の朝食で大切なのは、

お子さんが食べたいと思えるかということです。

 

 

例えば、どんなに栄養バランスが良い

理想の朝ご飯であっても、お子さんは

食べたいと思えないこともあるでしょう。

 

もちろん、栄養バランスを考えることは

大切ですが、まずはお子さんが

食べたいと思うような朝ご飯を準備するのも良いでしょう。

 

時間をかけずに食べられる物

お子さんが朝ご飯を食べない時には、

準備するのも手間がかからないもので構いませんが、

お子さんが時間をかけずに

手軽に食べられる物が良いでしょう。

 

サッと食べられる物であれば、

お子さんも食べやすいため、

食べる気持ちが湧いてくるでしょう。

 

小学生位からは自分で用意できる物

お子さんが小学生になれば、

身のまわりのことはある程度自分で

できるようになってきます。

 

そのため、自分で用意できるような朝ご飯

準備するのもと良いでしょう。

 

 

お子さんは自分で用意したり、

お手伝いした食事であればよく

食べるということも多々あります。

 

朝ご飯の用意もお子さんに任せてみましょう。

 

 

自然に毎朝朝ご飯を用意して食べる

という習慣が身につくのでは

ないでしょうか。

 

 

子どもの朝ごはんに!お手軽手抜きな朝食レシピ

朝ご飯を食べないお子さんも

美味しく手軽に食べられる。

 

それでいて必要な栄養素をある程度

摂ることができる、

お手軽朝食レシピをご紹介します。

 

レシピと言っても、どれも簡単で

手間のかからないものばかりですよ~。

 

チーズと黒ごまのおにぎり

お手軽朝食レシピ1つ目は

『チーズと黒ごまのおにぎり」です。

 

作り方は簡単!

 

 

ご飯に角切りにしたチーズと

黒ごまを混ぜておにぎりを作るだけ。

 

忙しい朝でもサッと作ることができる

おすすめレシピ。

 

ピザトースト

お手軽朝食レシピ2つ目は、

『ピザトースト』。

 

 

食パンにトマトソースを塗り、

お好みの具材を乗せてオーブンで焼くだけ!

 

トマトソースはケチャップでも

美味しくできます。

 

 

上に乗せる具材は、ピーマンや玉ねぎ、

プチトマト、角切りにした

ベーコンなど何でもOKです。

 

炭水化物と野菜を一緒に摂ることが

できますので、お手軽で栄養も

摂取できるお手軽レシピです。

 

野菜たっぷり味噌汁

お手軽朝食レシピ3つ目は、

『野菜たっぷり味噌汁』。

 

味噌汁に、冷蔵庫の中にある野菜を

何でもどんどん入れちゃいましょう。

 

 

野菜が苦手というお子さんでも、

味噌汁にすると意外と食が進むという

お子さんも多いものです。

 

野菜のたっぷり入った味噌汁なら、

気になる栄養もうまく

摂取することができますよ!

 

 

まとめ

幼稚園や学校の準備、自分が出かける準備、

お弁当などがある場合には、

とにかく朝は時間がないものですよね。

 

忙しいからと朝ごはんを抜くのは

デメリットが大きいので、

気楽なお手軽レシピで朝食を楽しんでみてくださいね♪