月齢別!赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方、よくあるお悩み解消!

月齢の小さな赤ちゃんというのは成長がとても早く、

1ヶ月も経つと様子は大きく変わります

 

その成長とともに悩みが次々と出てきて、

常に不安になってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

 

そして、赤ちゃんの成長には個人差があるとは

わかっていても、周りのお子さんと

比較することで不安になってしまうことも。

 

赤ちゃんを大切に思うからこそ

不安になってしまうわけですが、

月齢ごとの赤ちゃんの特徴を知っておくと、

少し気持ちが落ち着くこともあります。

 

そこで今回は、

  • 月齢ごとの赤ちゃんの特徴
  • 月齢ごとのよくあるお悩みと解消方法

をご紹介していきます。

目次

生後0ヶ月〜5ヶ月頃の赤ちゃんの特徴

生後0ヶ月〜5ヶ月頃の赤ちゃんは、

少しずつ自分で手足を動かすことができる

ようになってきます。

 

4ヶ月頃からおすわりなどができるようになったり、

5ヶ月頃からはうつ伏せで遊ぶお子さんもいます。

 

生後0ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

筋肉も発達していないため、

身体もふにゃふにゃで首もすわっていない状態、

目はぼんやり見える程度です。

 

 

空腹、オムツが気持ち悪い、暑い、寒いなど、

全ての感情を『泣く』ということで表現します。

 

起きる・おっぱいやミルクを飲む・寝る…を1日繰り返します。

 

まだ、おっぱいやミルクを飲むのが上手ではないため、

授乳の間隔は不規則で短くなります。

 

生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

1日の過ごし方は新生児の時と同じで、

寝る、飲むの繰り返しになります。

 

少しずつ起きている時間が長くなりますが、

まだまだ昼夜の区別がついていない赤ちゃんも多く、

赤ちゃんのペースに合わせた生活となります。

 

 

沐浴から、大人と同じお風呂に入れるようになります。

 

おっぱいやミルクは、上手に飲めるようになってきます。

 

夜にまとまって寝るようになる赤ちゃんも出てきます。

 

 

周りへの興味が出てくるので、

メリーやガラガラなどの音を聴いたり、

パパやママの表情をよく見ていたりします。

 

 

生後2ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

少しずつ筋肉がついてきて、首を左右に動かしたり、

手足をあげたりする動きが目立ち、

中には手足をバタバタする赤ちゃんもいます。

 

骨などが目立たないくらい、

ぽっちゃりと丸みを帯びた体型になってきます。

 

 

顔の前に手を持ってきてじっと見つめたり、

指しゃぶりをしたりすることもあります。

 

これは手が自分の身体の一部だということを

認識している動きですので、

指しゃぶりなどは無理にやめさせる必要はありません

 

 

おっぱいやミルクを飲むのが上手になるので、

授乳間隔が少しあいたり、

まとめて寝てくれる赤ちゃんも更に増えます。

 

睡眠のリズムがついてくるのもこの頃です。

 

 

昼夜の区別がついていない赤ちゃんには、

日中は日の光を浴び、夜は暗くするという

メリハリをつけることが大切です。

 

泣くだけだった赤ちゃんも、

アー、ウーなどの声を発するようになります。

 

 

生後3ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

体重は生まれた時の約2倍、身長は12〜13㎝伸びます

 

首がしっかりとしてきて、うつ伏せにすると

少し頭を持ち上げるようになります。

 

授乳回数が徐々に整ってくるのもこの頃です。

 

 

ガラガラなど軽くて握りやすいおもちゃであれば

握れるようになります。

 

あやすと声を出して笑ったり、

甘えたような泣き声を出し、

感情表現ができるようになってきます。

 

 

生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

首がすわってくるのが大きな変化になります。

 

首がグラグラしないので、縦抱きやおんぶが

できるようになってきます。

 

授乳間隔が整い、回数が減ってくることもあります。

 

 

うつ伏せ遊びを遊ぶのが楽しかったり、

おもちゃなど目の前にあるものを

つかもうとしたりすることもあります。

 

 

視力が発達してくるのでパパやママを

特別な存在と認識し始め、中には

人見知りなどが始まる赤ちゃんも。

 

 

聴力も発達してくるため、

自分の声を聞くために

奇声をあげるということも見られます。

 

 

生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

筋肉などもだいぶ発達して、この頃になると

寝返りをする赤ちゃんも増えます。

 

コロコロと盛んに寝返りをうつ子もいますし、

寝返りをしようと何度もトライする赤ちゃんもいます。

 

 

まだまだおっぱいやミルクがメインとなりますが、

この頃から離乳食などをスタート

させる赤ちゃんもいます。

 

 

また、今までよく寝ていたという赤ちゃんでも、

突然泣き出す夜泣きが始まるのも生後5ヶ月頃が多くなります。

 

お昼寝の時間なども減ってきて、

午前と午後2回昼寝をする時もあれば、

どちらか1回になる日も。

 

 

体力もついてきて、行動範囲が少し広くなります。

 

 

生後0ヶ月〜5ヶ月頃の悩み&解消法

生後0ヶ月〜5ヶ月の赤ちゃんは、

成長も早く大きな変化があります。

 

先輩パパやママのこの時期に多かった悩みや不安、

どのように解消するかをみていきましょう。

 

泣くたびに抱っこすると抱き癖がついて自立が遅れる?

泣いている時にすぐに抱っこすると、

『抱き癖がつくから自立が遅れる』

というのを聞いたことはないでしょうか?

 

 

確かに昔はそういった考え方が多かったのですが、

これには科学的な根拠があるわけではないんです。

 

今では逆に、

泣いた時にすぐ抱っこをしてあげると

ちゃんとパパママの絆・信頼関係が深まる

と考えられています。

 

 

お子さんが信頼し安心して自立するという一歩を

踏み出すことにつながるため、

ためらわずどんどん抱っこをしてあげましょう

 

 

あまり泣いたり笑ったりしないのが心配

生後2ヶ月頃を過ぎると、一般的には

赤ちゃんは泣いたり笑ったり

表情が少し豊かになってきます。

 

しかし、中にはあまり

泣いたり笑ったりしない赤ちゃんもいます。

 

 

パパやママは、何か問題があるのかな?

と心配になることもあると思いますが、

赤ちゃんの成長や発達には個人差があります。

 

その月齢でできるとされることが、

必ずしもみんなできるというわけではありませんので、

焦らずに見守ってあげましょう。

 

 

また、赤ちゃんの表情が少ないと、

パパやママも関わりが少なくなってしまいがちです。

 

そんな時には赤ちゃんの

小さな変化にも反応してあげると良いでしょう。

 

 

体を動かしたら、『たくさん動けるね!』

声を聞くことができたら、『おしゃべり上手だね!』

 

など、積極的にパパママが

声をかけてあげることが大事です。

 

 

赤ちゃんがおっぱいを嫌がる

生後3ヶ月〜4ヶ月頃になると、

突然おっぱいを嫌がる赤ちゃんがいます。

 

ママはとても不安になりますが、

それはおっぱいが張って飲みにくかったり、

授乳中の姿勢が心地よくないなどの

理由があってのことです。

 

 

赤ちゃんとママの良いポジションを

探りながら様子を見てあげて下さい。

 

ほとんどが一時的なことなので、

あまり心配しすぎる必要はありませんよ

 

 

寝返りをしないけど成長が遅れているの?

生後5ヶ月頃になると

寝返りなどを始める赤ちゃんもいます。

 

自分のお子さんがなかなか寝返りをしないとなると、

焦ってしまうパパママが多くいますが、

あくまで寝返りを始める子は5ヶ月頃が多いというだけ

であって、お子さんによっては

6ヶ月を過ぎてから始めるということもあります。

 

 

また 中には寝返りはしないのに、

ハイハイやつかまり立ちを

先に始めたというお子さんもいます。

 

 

寝返りをしなくても、運動機能に問題がない

ということが多いため、

それほど焦らず気にすることもありません

 

おおらかな気持ちで見守ってあげて下さい。

 

 

生後6ヶ月〜11ヶ月頃の赤ちゃんの特徴

生後6ヶ月~11ヶ月というと

身体も大きくなりますし、

ハイハイやつかまり立ち、

伝い歩きなど行動範囲も広がります。

 

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

運動機能が発達していく時期ですので、

短時間であれば

1人でおすわりなどもできるようになってきます。

 

 

手の動きなども活発になり、

手に持っているものを持ち変えるなどの

動作もできるようになってきます。

 

一般的には夜泣きなどが始まる時期にもなります。

 

 

離乳食が2回となりますが、

食事が終わった後に飲みたいだけ

おっぱいやミルクなどを飲みます。

 

 

6ヶ月頃になると理由があって泣き、

問題が解決すると泣き止むようになってきます。

 

欲しい物に手を伸ばすなど、

赤ちゃんの要求がわかりやすくなって来る頃

でもあります。

 

 

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

両手をつかなくても

背筋を伸ばして1人でおすわりできるように

なってきます。

 

おすわりのまま、目の前にある物を手に取り、

元の姿勢に戻るなどができるようになり、

おすわりも安定してきます。

 

 

手の動きもますます発達し、

親指と他の指で物を挟めるようになったり、

ママの言葉や行動に興味が出てくる時期

でもあります。

 

 

「マ」や「パ」などを発音できるお子さんも出てきます。

 

 

1日の生活リズムがかなり安定してきますので、

朝起きたら着替える、顔を拭く、

寝る前にパジャマに着替えるなど、

基本的な生活習慣を毎日繰り返す

次第に習慣が身につきます。

 

 

離乳食から10%~30%程度の栄養を

摂るようになってきますので、

離乳食の栄養バランスなども

考えなければなりません。

 

手遊びやまねっこ遊びなど、

両手を使った遊びが楽しい時期です。

 

 

生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

それまでは丸くぽっちゃりしていた赤ちゃんも

8ヶ月頃からは身長も伸び始めるので、

次第にスリムな体型へと変わり始めます。

 

はいはいを始めるのも8ヶ月頃で

運動量が増えてきますので、

離乳食をよく食べるというお子さんも増えてきます。

 

 

人見知りなどが増えてくる時期でもありますが、

近くの児童センターなどで

他のお子さんと一緒に遊ぶなどの経験

させてあげましょう。

 

昼間たっぷりと動くことで、夜もぐっすり

眠ってくれるようになります。

 

 

いないいないばあなどの遊びが面白かったり、

パパやママの言葉に反応したりするため、

育児がより楽しくなってくる時期です。

 

はいはいができるようになり、

パパママの後ろをついてくる

後追いが始まる赤ちゃんもいます。

 

 

生後9か月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

生後9か月の赤ちゃんは、はいはいも上達しますので、

行きたい方向へと素早く移動できるようになり、

さらにはつかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。

 

1日3回の離乳食となり、

生活リズムなども整えやすくなります。

 

 

情緒の発達がめざましい時期であり、

ママへの執着が強くなりますので

後追いなどがひどくなったりします。

 

ママが笑っている、怒っているなども

徐々にわかってきて、

自分もおむつ替えを嫌がる、抱っこしてなどの

自我が芽生えてきます

 

 

1人遊びなどもできるようになってきますが、

まねっこなども反応が見られ楽しい時期です。

 

コミュニケーション力や言葉などの

発達が促されますので、

お子さんと一緒に遊んであげる時間

作ってあげましょう。

 

 

生後10ヶ月の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

つかまり立ちが上手になり、

伝い歩きを始めるお子さんもいます。

 

指先を細かく動かしたり、左右の手を

連動して動かせるようになり、

シールなどをうまくはがしたりすることが

できるようになります。

 

 

自分で食べたいという意欲がわくため、

手づかみで物を食べたりする様子も見られます。

 

意思を伝えるために泣くということが少なくなり、

自分で指をさしたり、

手振り身振りで伝えようとしたりすることもあります。

 

 

それまでは部屋の中でおもちゃなどで

遊ぶことが多かった赤ちゃんも、

つかまり立ちや伝い歩きができるようになると、

公園遊びなども楽しくなってきます。

 

昼間たっぷり遊ぶことで、

20時くらいまでには寝るという

習慣がつけやすい時期でもあります。

 

 

生後11ヶ月頃の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

生後11ヶ月になると伝い歩きはもちろん、

1人で歩き始めるというお子さんも出てきます。

 

 

そして、運動だけでなく

音楽などにも興味がわいてきます。

 

楽しい音楽が流れてくると、

喜んで腕やお尻などを振ったり

声をあげたりすることもあるでしょう。

 

 

絵にも興味が出てきますので、

読み聞かせなどをするチャンスです。

 

まだ内容までは理解できませんが、

絵を見て赤ちゃんに話しかけてあげるのが

良いでしょう。

 

 

意味のある言葉などを話すことはできませんが、

大人の言っていることをある程度

理解するようになってきます。

 

 

ちょうだいと言えば、物を渡す。

ご飯だよと呼べば、椅子に座る。

 

 

単語と行動がなんとなくつながり始める

時期でもありますので、ぜひ

何かする時には積極的に声をかけてあげて下さい。

 

 

生後6ヶ月〜11ヶ月頃の悩み&解消法

清吾6か月~11か月ごろをみていきましょう。

 

うつ伏せができない赤ちゃんはハイハイが遅くなる?

赤ちゃんの中にはうつ伏せの姿勢が嫌い

という子もいます。

 

その場合は、うつ伏せの状態で動く

ハイハイが遅くなる可能性は高まります。

 

 

しかし 特に運動機能に問題があるというわけではなく、

気持ちの問題ですから焦る必要はありません

 

 

どうしてもハイハイが遅くなるのが気になる時には

ママが仰向けになり、

お腹の上にうつ伏せで赤ちゃんをのせて

スキンシップなどをすると

うつ伏せが好きになることがありますよ。

 

 

「ちょうだい」や「どうぞ」ができないので不安

実はこれらの行動は、

赤ちゃんが勝手に覚えるというわけではありません

 

これらのやり取りを繰り返し教えてあげないと、

赤ちゃんはできるようになりません。

 

 

パパとママが繰り返し教えてあげるようにしましょう。

 

 

パパとママが実際にやっているところを

見せてあげるというのも効果的です。

 

言葉だけではなく、その動作を見せながら伝える

というのが大切です。

 

 

ハイハイをしないと筋力が弱くなる?

ハイハイなどをしないと、足や腰の筋肉が

弱くなってしまうのでは?

と不安になるパパやママも多く見られます。

 

足腰の筋肉が極めて弱くなるということはありませんが、

ハイハイをしていた方が足や腰が強くなる可能性は高くなります。

 

 

また、両手と両ひざをつく姿勢というのは、

転んだ時などにとっさに

手を出すという動きにつながることがありますので、

 

つかまり立ちや伝い歩きなどを始めた後でも構わないので、

ハイハイ遊びをしてみるのも良いでしょう。

 

 

1歳の赤ちゃんの特徴

1歳を過ぎると、自分で立って歩くことも

できるようになり、

言葉も理解するようになってきますので、

毎日の生活が大きく変化するでしょう。

 

1歳の赤ちゃんの特徴や1日の過ごし方

手先がさらに器用になってきますので、

クレヨンなどで何かを書くことができるようになり、

シールなども上手に貼ることができます。

 

「ママ」「パパ」「まんま」など

意味のある言葉を話すようになるのもこの時期です。

 

 

ママの姿が見えないと呼んだり、

車を見て「ブーブー」など、まねっこをするのではなく、

意味を理解して自分から言葉を発することがあります。

 

 

1人で歩けるようになる赤ちゃんも増えて、

1歳3ヶ月頃までには

多くの赤ちゃんが歩けるようになります。

 

お昼寝の回数も1日1回となり、体力もついてきます。

 

 

お外遊びなどが楽しくて、公園などに

行きたがるお子さんも多いでしょう。

 

おっぱいやミルクを徐々に卒業する子も多く、

離乳食と足りない分は

おやつなどで補うようになってきます。

 

 

1歳のお悩み・不安&解消法

次は1歳になった頃を見ていきます。

 

伝い歩きばかりでなかなか1人で歩かない

1歳を過ぎると1人で歩き始める赤ちゃんも多いことから、

お子さんがなかなか歩かないと焦ってしまいますよね。

 

お子さんによっては慎重派で、

手を離す自信がないという

お子さんもいるかもしれませんね。

 

 

しかし、伝い歩きができれば、

1人で歩くことができるようになるため

じっくり焦らずに見守ってあげましょう。

 

大人と手を繋いで歩く練習をするのもおすすめです。

 

 

歩き始める時期には個人差もありますので、

温かく見守ってあげて下さい。

 

 

もし1歳6ヶ月を過ぎても歩かないという場合には、

1度かかりつけの小児科の先生に相談

してみても良いかもしれません。

 

言葉がなかなか出てこないのは自閉症?

お子さんがあまり言葉を話さなかったりすると、

「自閉症かも?」と

不安になってしまうことがあると思います。

 

元々おとなしい性格のお子さんもいますので、

まずは1歳6ヶ月頃で3つ以上言葉を覚えていたり、

大人の言っていることを理解しているようであれば、

特に問題はありません

 

 

赤ちゃんが自発的に言葉や表情などで、

気持ちを伝えようとするのを待ってあげて下さい。

 

パパやママが、その動作や気持ちを見て、

言葉にしてあげると、

お子さんの言葉の発達を促してあげられます。

 

 

まとめ

赤ちゃんと一緒に生活していると、

様々な悩みが出てくるものです。

 

特に月齢の小さな時には、お子さんと

コミュニケーションを取ることも難しいので、

なんで泣いているのか分からずに

焦ってしまったりすることもあるでしょう。

 

 

しかし、焦らずに成長には個人差があることを理解して、

おおらかな気持ちで見守ってあげるというのが1番です。

 

赤ちゃんの成長を楽しみに、できるだけ

育児を楽しめますように!