夜のオムツがとれない?トイレトレーニングを成功させるコツと皆の成功・失敗談

育児中、意外と頭を悩ませてしまうのがトイレトレーニングです。

 

幼稚園に通う場合は、幼稚園に入園するまでにオムツをやめて、トイレに

行けるようにと幼稚園から言われることもあります。

 

そのため、ある程度の年齢になると、トイレに行く練習を始めるわけですが、

お子さんのことですので、なかなかうまく進まないということも。

 

また、日中はトイレに行けるようになっても、夜のおねしょが心配で夜だけ

オムツが外れないという悩みも多く耳にします。

 

そんな悩みの多いトイレトレーニングについて詳しくご紹介していきます。

 

トイレトレーニングとは?いつから始める?

お子さんが小さな赤ちゃんのうちは、当たり前のようにオムツにおしっこや

うんちなどをしています。

 

しかし、いつまでもオムツをしているわけにはいきません。

 

お子さんが成長すれば、トイレでおしっこやうんちをさせる習慣

つけなければなりません。

 

大人にとってトイレに行って排泄することが当たり前ですが、お子さんは

練習をしなければできるようにはなりません。

 

この、トイレに行っておしっこやうんちをするという練習がトイレトレーニング

です。

一般的には2歳〜2歳6ヶ月が多い

トイレトレーニングを始める時期は、ご家庭によって差が

あります。

 

トイレトレーニングを始めるには、お子さんが「はい」「うん」「いいえ」

などの返事ができるようになってからという方が多く、この頃には

運動能力なども発達してくる頃です。

 

そのような中で、トイレトレーニングを始める時期は2歳〜2歳6ヶ月頃から

という方が多いという結果が出ています。

赤ちゃんの身体の成長に合わせて

トイレトレーニングを始める時期としては、月齢というより赤ちゃんの

身体の成長に合わせて始めるのがベストです。

 

赤ちゃんの月齢によって、できることの目安はありますが、必ずしも

できるというわけではなく、個人差があります。

 

トイレトレーニングを始めるにも、心や身体の準備が必要です。

 

この準備ができた時期に合わせてトイレトレーニングを始めてあげると

良いでしょう。

 

  • トイレまで自分で歩ける
  • 便座やおまるにしっかりとした姿勢で座れる
  • はい、イヤなどの簡単な返事ができる
  • おしっこの間隔が2時間以上あく
  • 抱っこ、ちょうだいなどの気持ちが伝えられる
  • 大人の真似ができる

 

これらのことができるだけできるようになってから、

トイレトレーニングを始めるとスムーズにトレーニングを進めることが

できるでしょう。

パパママに余裕もある時に

トイレトレーニングは、お子さんだけが頑張るものではありません

 

すぐにできるようになるお子さんもいれば、なかなかトレーニングが

進まず時間がかかるお子さんもいます。

 

できるようになったかと思えば、失敗が続いてしまったり、夜はおねしょが

続いてしまうなどのことも。

 

  • パパママがじっくりトレーニングに取り組む時間や精神的な余裕がある
  • お子さんとの関係が安定している

 

このような時期を目安にして始めると良いでしょう。

 

トイレトレーニングがうまく進まないとイライラしてしまうことも

あります。

 

イヤイヤ期に突入したばかりなど、関係が安定していない時期では、

お互いにストレスが溜まり、トレーニングを中断せざるを得なくなる

こともあります。

トイレトレーニングは春から夏にかけてがおすすめ

トイレトレーニングを開始する季節は、断然暖かい季節がおすすめです。

 

なんといっても、トイレトレーニング中は失敗してしまうこともあり、

洗濯物が驚くほど増えます。

 

暖かい季節は薄着ですので、洗濯の負担が減ります

 

冬ですと、厚手のトレーニングパンツは乾きにくいため、何枚も替えの

パンツが必要になります。

 

また、薄着の時期はズボンやスカート、パンツを脱いだり履いたり

しやすいのもおすすめのポイントです。

 

冬は厚着なので、脱いだり履いたりするのに時間がかかってしまいます。

 

また、暑くなると汗をかきやすいため、おしっこの量が減りますので、

失敗も少なくなります。

 

冬場はおしっこの回数も多くなるので、その分失敗してしまう回数も

増える可能性があります。

 

ぜひ、暖かくなってきたらトイレトレーニングを始めてみましょう。

トイレトレーニングのウワサ!実はウソだった

トイレトレーニングについて悩んだ時に、ネットなどを見ると様々な

情報が載っています。

 

しかし、トイレトレーニングに関する噂は実はウソだったということも

あります。

トイレトレーニングを早く始めるとオムツ外れが早い

トイレトレーニングは月齢が小さい早い時期に始めるとオムツが

外れるのが早いというウワサがあります。

 

しかし、開始時期はオムツ外れに関係はありません

 

それよりも、お子さんの成長に合わせてトレーニングすることの方が

大切です。

 

焦らずお子さんの様子を見ながらトレーニングしましょう。

おすわりや歩くのが早かった子がオムツ外れが早い

おすわりや、歩き出すのが早いお子さんがオムツ外れが

早いというウワサがありますが、これも関係ありません

 

おすわりや歩くのが早いというのは、運動能力が高いということに

間違いはありません。

 

しかし、運動能力とオムツが外れるということに直接的な関係はない

言われています。

布オムツの子どもがオムツ外れが早い

布オムツのお子さんの方がオムツ外れが早いという噂もあります。

 

しかし、布おむつかどうかもオムツ外れに関係ありません

 

現在では、布オムツよりも紙オムツを使っているご家庭の方が

多いと思います。

 

今の紙オムツは昔に比べると改良に改良を重ねて蒸れないよう

通気性も良く、吸収力も高いため、おしっこをした後でも、

赤ちゃんはそれほど気持ち悪いという感覚になりません。

 

それに比べると布オムツは、おしっこをした後に濡れている

という不快感を感じます。

 

つまり、紙オムツを使うよりも、布オムツの方が赤ちゃんがおしっこを

したという感覚をつかみやすいということはあるでしょう。

 

しかし、それが早いオムツ外れの要因になるかと言うと必ずしも

そうではありません。

 

布オムツを使っていても、時間がかかるお子さんはたくさんいます。

先輩ママのトイレトレーニング奮闘記!

トイレトレーニングがうまくいかないと、『なんで上手くいかないの?』『もうやめてしまおうか…』と、悩んでしまいますよね。

 

でも、先輩ママの皆さんもその悩みを乗り越えてトイレトレーニングを

成功させたのです。

 

そこで、皆さんのトイレトレーニング奮闘記(成功談・失敗談)をみてみましょう。

 

毎日のお漏らしに心が折れた

下の子を妊娠した時、兄は2歳。

 

下の子が産まれる前に、できるだけオムツを外したいと

兄のトイレトレーニングを決意。

 

しかしなかなかうまくペースがつかめず、1年経ってもオムツは

外れず、下の子が産まれてきました。

 

トイレトレーニングを続け、トイレでおしっこはできるようになり、

日中はなんとかオムツなしでも過ごせるように。

 

しかし、ストレスが溜まったのか、軽い赤ちゃん返りなのか、

突如日中のお漏らしが始まったのです。

 

お漏らしは1ヶ月ほど毎日続きました。

 

小さな弟のお世話と、毎日のお漏らしに心が折れて、ついにオムツを

履かせてしまいました。

 

そのまま、オムツが外れないのではと焦りましたが、しばらくして、

日中のオムツは外すことができ、幼稚園に入るまでにはオムツ外れが完了しました。

 

トイレがイヤな理由があった

トイレトレーニングを始めて数ヶ月、なかなかトイレに行きたがらないので、

毎回自分のトイレに行く時にトイレに連れて行ったり、トイレに子どもの

好きなおもちゃを置いておいたりしていました。

 

なんとか、トイレに行くと楽しいことがあるという状況を作ったのですが、

なかなかうまくいきませんでした。

 

特にうんちの時には、座るのも嫌がるほどに。

 

子どもに理由を聞いてみると、以前うんちをした時にお尻に水がはねたのが

怖くて嫌だったとのこと。

 

その日以降、トイレではなくておまるでの練習をすることにしました。

 

それから、数ヶ月後は無事うんちもトイレでできるようになりました。

 

意外と多い夜だけオムツ!いつまでなら大丈夫?

トイレトレーニングを始めて、練習を重ねると日中トイレき行き、

おしっこやうんちをするということはできるようになります。

 

しかし、次の難関は夜のオムツ外れです。

 

日中はトイレに行くことはできても、夜だけはおねしょをしてしまい、

オムツが外れないというお子さんもいます。

 

パパママは、いつまで夜だけオムツをしていて良いのか悩んでしまいますよね。

 

いつまでなら夜のオムツはしていても良いのでしょうか。

年中までは意外と多い夜だけオムツ

年少さん、年中さんまでは、日中オムツが外れていれば問題はありません

 

年少さんは、できれば入園前までにトイレトレーニングを終えるように

言われますが、実際は日中もオムツをしているお子さんも多く、徐々に

オムツが外れるよう先生方がトイレトレーニングに協力してくれることが

ほとんどです。

 

そして、年中さんになると日中オムツをしているというお子さんは

ほとんどいなくなります。

 

しかし、夜だけオムツを履いているというお子さんは意外と多いんです。

 

年中さんくらいの年齢ですと、夜自分でトイレに起きるというのは難しく

おねしょをしてしまうお子さんもまだまだたくさんいます。

 

最初はトイレトレーニングをせっかく頑張ったからとパパママもパンツを

履かせますが、おねしょが続くと翌朝洗濯や布団の処理も大変です。

 

そのため、夜だけオムツを履かせているという方も多いのです。

おねしょが心配で寝られない方が問題

パパママとしては、夜のオムツも早く外れて欲しいと思いますよね。

 

しかし、小学1年生くらいまでは、パンツとオムツでおねしょ対策

して就寝するのも、問題ありません。

 

それよりもおねしょが心配で眠れないということの方が問題です。

 

中にはおねしょが心配で夜眠れず、翌朝お子さんの目の下にクマが

できていたなんてエピソードも。

 

お子さんにとって、成長のためにも、健康のためにも睡眠というのは、

とても大切です。

 

夜も無理に起こしてトイレに連れて行く必要もありません。

 

そのように、睡眠を妨げるのであれば、おねしょ対策をして、寝不足に

ならないようにしてあげることの方が大切です。

トイレトレーニング成功のコツ

トイレトレーニングを成功させるには、いくつかのコツがあるんです。

 

ぜひ、トイレトレーニングを成功させるコツをぜひ覚えて

おきましょう。

お子さんのペースに合わせてトイトレを

トイレトレーニングを成功させるには、お子さんのペースに合わせて

トイレトレーニングをしていくことです。

 

周りのお友達がトイレに1人で行けるようになったのを見ていると、ど

うしても焦ってしまいますよね。

 

しかし、周りのお子さんと比較せず、お子さんのペースに合わせてあげる

ということが何よりも大切です。

 

お子さんも頑張って練習していますので、ゆっくりと見守って

あげましょう。

トイレに関する本やDVD、ご褒美シールを活用する

トイレトレーニングを始める前から、徐々にトイレに関する本や

DVDなどを活用するのも1つです。

 

トイレは怖い、嫌なことではなく、楽しいことだと思えるよう

にすることも大切です。

 

トイレに行くことに興味を持ってもらいましょう。

 

 

また、ご褒美シールを活用するのもおすすめです。

 

お子さんはシールを貼ったりすることが大好きですし、成功して

シールを貼ることで喜びも感じられます

 

シールがほしくて、積極的にトイレに行くこともあります。

 

笑顔いっぱいで楽しくトイレトレーニングが進められたら良いですね!

成功したら大喜び、失敗しても叱らない

トイレトレーニングは、成功と失敗を繰り返して、できるように

なるものです。

 

成功した時には、パパママも一緒に大喜びをしてあげましょう。

 

パパママが喜んでくれるのがわかると、お子さんのやる気もみるみる

アップします。

 

そして、失敗してしまった時には、叱らないということです。

 

失敗してしまい悲しいねと伝えるようにしましょう。

 

失敗してしまい叱られてしまっては、お子さんの中で

頑張ろうというやる気がなくなってしまいます

 

お子さんも失敗しようとして、失敗するわけではありません。

 

お子さんと励まし合いながら、トイレトレーニングを頑張って

みましょう。

親子でストレスを溜めすぎない

トイレトレーニングは、できたと思ったら失敗して、と一進一退。

 

なかなかうまくいかないと、お子さんも悔しく思ったり、パパママも

イライラしてしまったりすることもあります。

 

親子でストレスが溜まってしまうと、ますますトレーニングは

うまくいかなくなってしまいます。

 

なかなかうまくいかないという時には、ストレスが溜まる前に

1度トレーニングをやめてみましょう

 

もしかしたら、お子さんにとってトレーニングを始めるのが

早すぎたのかもしれません。

 

少し時間をおいて始めてみたら、あっという間にできるように

なったという声も多く聞きます。

 

続けるということは大切ですが、1度やめてみるというのも

1つの選択肢です。

トイレトレーニングは焦らず見守ることも大切!お子さんのペースに合わせて進めよう!

トイレトレーニングはお子さんが成長してきたら必要なトレーニングに

なります。

 

しかし、なかなかうまくいかないという現実に当たることも。

 

トイレトレーニングを始める時期としては、

 

  • お子さんが簡単な受け答えをできる
  • 自分で歩いたり自分の気持ちを伝えられる

 

ような時期が目安です。

 

年齢では2歳〜2歳6ヶ月ごろに始める方が多いのですが、

その年齢になったら始めると良いというわけでもありません。

 

お子さんの成長は、個人差がありますので、お子さんの成長に合わせて

トレーニングを始めることが大切です。

 

そして、同じ年齢の他のお子さんがトイレに行けるようになるのを見ると

焦ってしまったりするものですが、お子さんのペースに合わせて

進めていくこともとても大切です。

 

 

トイレトレーニングは、失敗と成功を繰り返して、徐々にできるように

なっていくものです。

 

できた時には一緒に喜び、失敗してしまった時には、一緒に悲しみながら、

トレーニングしてみましょう。

 

決して叱ったりしてはいけませんし、親子でストレスを溜めるのも

良くありません。

 

とは言え、パパママも人間ですから、イライラしてしまうことがあると

思います。

 

そんな時には思い切って1度トレーニングをやめてみましょう

 

時間をおいてみると、あっという間にできるようになったと

いうこともあります。

 

 

また、夜のオムツも無理に外す必要はありません

 

お子さんにとって大切な睡眠

 

その睡眠がおねしょが心配で十分に取れないということの方が

問題があります。

 

小学生くらいまでは、パンツ+オムツでおねしょ対策をしていくのも

問題はありません。

 

パパママの布団や洗濯物の負担も減りますので、気持ち的に

ゆとりができます。

 

 

トイレトレーニングは皆さん様々な工夫をしながら、進めています。

 

トイレを楽しい場所にするような工夫、お子さんがトイレに成功したら

ご褒美シールを貼るなどの工夫。

 

トイレが怖い、嫌だというイメージをなくしてあげることも大切です。

 

まずは、トイレに興味を持ってもらうことで、スムーズにトレーニングを

進めることができますよ!

 

筆者もそうですが、トイレトレーニング中は、なぜうまくいかないのか、

進め方が悪いのかなど、ものすごくモヤモヤした日々が続きました。

 

しかし、今では1人でトイレに行くことが当たり前になっていて、

おねしょもすることがなく、お漏らしをしていたということも

笑い話になっています。

 

お子さんもできるようになるため、頑張っています。

 

そして、トレーニングを続けていれば、然るべき時期にできるように

なるのです。

 

焦らずに、お子さんと一緒にトレーニングしてみましょう!