勉強ができる子とできない子の違いは?差がでる習慣や対処法!

勉強のやり方というのは様々。

どの勉強方法が良いのかは、お子さんによってそれぞれ違います。

 

しかし、勉強のやり方以前に、勉強ができる子とできない子では

毎日の生活習慣に大きな違いが見られます。

 

勉強ができる子、できない子の習慣をそれぞれみてみましょう。

 

もし、勉強ができない子の習慣が見られるようであれば、

生活習慣を見直すことも必要かもしれません。

勉強ができない子に見られる習慣とは?

まずは、勉強ができない子に多く見られる習慣を

みてみましょう。

 

自分のお子さんの習慣と照らし合わせてみて下さい。

 

忘れ物が多い

勉強ができない子に見られる習慣として、多いのが

忘れ物が多いことです。

 

忘れ物が多いということは、勉強などに必要なものが

揃っていない状態になります。

 

それでは、勉強ができる環境であるとは言えません

 

特にノートと言うのは、授業で習った重要なことが

たくさん書き込むことができます。

 

ノートを忘れた時に、他のノートやルーズリーフに

書き込むということはできますが、まとまっていないと

なると、それがいつのノートなのか、どこに何を書いたかなど

内容がわかりにくくなります。

 

ノートと言うのは、復習には欠かせないもので、あとで

見直しをすることで知識を身につけることができます。

 

忘れ物をすると、勉強にはこのような影響を与えるのです。

 

嫌なことを先送りにする

宿題や勉強が好き!というお子さんは少ないでしょう。

 

そんな時に嫌なことを先送りしてしまうのが、勉強が

できない子の習慣として見られます。

 

先送りにしたからと、やらなければいけないことに

変わりはありません

 

勉強ができる、できないと言うよりも、やるべきことを

やるか、やらないかの違いとなります。

 

テスト前の数日しか勉強をしないというのも、嫌なことを

先送りにする習慣からになります。

 

コツコツやれば直前に焦ることはないのですが、先送りに

することで追い込まれてしまうのです。

 

計画性がない

勉強ができない子は、時間がないを理由に計画性が

ないお子さんも多くなります。

 

時間がないのではなく、時間を無駄にしていたり

スケジュールに無理があったりと計画性がないのです

 

最近では小さなうちから、塾や習い事を掛け持ちする

というのが当たり前となっています。

 

スケジュールがつまりすぎていると、

スケジュールがつまりすぎていると、ただこなすだけと

なってしまいます。

 

これが、時間がないにつながっているのです。

 

計画的に勉強を進めることができないとも言えるでしょう。

 

生活習慣が乱れている

勉強ができないというお子さんは、生活習慣が乱れている

というお子さんも多くなります。

 

休みの日は朝もゆっくり寝ていたいと思うお子さんも

いると思いますが、朝起きなければ時間も当然

なくなっていきます。

 

朝起きられないのには、生活習慣の乱れが原因と

なっていることが多いにあります。

 

また、意思の弱さも生活習慣の乱れを招いていることがあります。

 

忘れ物が多いお子さんへの対処法とは?

勉強ができない子の習慣をみてみましたが、忘れ物が

多いというのはパパママが、協力することで克服できる習慣です

 

忘れ物が多いお子さんへの対処法をご紹介します。

 

忘れ物は届ける、届けないは関係ない

お子さんが忘れ物をしてしまった時には、どう対処しますか?

 

忘れ物を急いで届けるというパパママもいれば、自分が

困るだけと放っておくパパママもいるでしょう。

 

忘れ物を届ければ、お子さんは特に困ることもなく

事なきを得ます。

 

しかし、パパママが届けてくれるということから、

忘れ物をすると困るという意識を持たないことが多くなります

 

また、忘れ物を届けなければ、忘れ物をした時に困ることに

本人が気がつくと思うパパママも多いと思います。

 

しかし、実際に困ったとしても、それが忘れ物を減らすことには

つながりません。

 

むしろ、忘れ物をした時にパパママも放っておけば、忘れ物を

することに慣れてしまい、慢性的に忘れ物をするようになります。

 

つまり、忘れ物を届ける、届けないというのは、お子さんの忘れ物を

減らすということには関係ないのです。

 

忘れ物をしないための対処をするべきと言えるでしょう。

 

忘れ物をした時にどうしたのか、気持ちを聞き出す

忘れ物を減らすためには、お子さんと話をすることが大切です。

 

まずは、お子さんが忘れ物をしてしまったことで、その授業の時に

どのような対応をしたのか聞いてみましょう。

 

教科書であれば、隣の席の子に見せてもらったのか、体操服で

あれば違うクラスのお友達に借りたのか、見学したのか、など

お子さんのその時の行動を聞いてみるのです。

 

その上で、お子さんがどのような気持ちになったのかを聞き出しましょう

 

お子さんが忘れ物をしてしまったことを、パパママに言ってきたと

いうことは、何か話を聞いて欲しいという気持ちの表れです。

 

まずは、お子さんの気持ちをパパママがしっかり受け止めてあげましょう。

 

忘れ物をなぜしたか考えさせる

お子さんの気持ちを受け止めた後は、なぜ忘れ物をしてしまったのか、

その原因をお子さんに考えさせましょう

 

お子さんのほとんどが、うっかり忘れてしまったと答えますが、

なぜうっかりしてしまったのかまで考えさせます

 

前の日に準備しておかなかったから。

朝起きるのが遅くなってしまい、慌てて家を出たから。

忘れ物した物がいつもとは違う場所にあったから。

 

様々な理由があると思いますが、具体的な理由が出てくれば

良いでしょう。

 

お子さんが行動を振り返って、原因を考えることに意味があります

 

今後はどうするか一緒に考える

お子さんが忘れ物をした時に、なんで忘れ物ばかりするの!と

否定的な言葉で叱ったとしても、忘れ物を減らすことはできません。

 

それよりも、お子さんと一緒にどうしたら忘れ物をしないかを

考える方が効果的です。

 

お子さんにどうしたらいいかを考えさせることが大切です。

 

忘れ物をしたことに対するフォローも

忘れ物をすることがいけないこと、という認識があまりない

お子さんもいます。

 

そのような中、忘れ物をして、先生に思っている以上に厳しく

叱られたりすると、お子さんはショックを受けることもあります。

 

忘れ物をすることを気にしていないというお子さんには

まず忘れ物をすることは良くないということを、改めて

しっかり言い聞かせましょう。

 

そして、まじめな性格のお子さんに多いのは、忘れ物をしてしまった

ということに大きなダメージを受けてしまうことです。

 

落ち込んでしまったり、自信をなくしてしまうことがあり、

忘れ物をしたということ自体を思い出さないようにするお子さんもいます。

 

そのようなお子さんには、忘れ物は誰にでもあることだと

次から忘れないよう気をつければ良いのだということを

フォローしてあげましょう。

 

基本的な生活習慣を見直す

忘れ物は時間に余裕があるとしないものです。

 

朝起きてから持ち物などを準備するということであれば、

朝起きる時間が遅かったりするのではないでしょうか。

 

朝起きるのが遅く、朝食を食べている余裕もないということでしたら、

当然十分な準備もできないでしょう

 

十分に準備ができないために忘れ物をしてしまうのです。

 

朝はしっかりと持ち物を確認することができるくらい、時間に

余裕を持って起きるようにしましょう。

 

そのためには、前日は早く寝るということを心がけなければなりません。

早寝早起きの習慣というのはとても大切です。

 

また、机の周りなどきちんと整理整頓されていますか?

物が雑然と散らかっていたり、取り出しにくい状況になると、

当然忘れ物をする可能性も高まります。

 

普段から身の周りの整理整頓はしっかりとするように促しましょう。

 

うっかり屋さんと決めつけない

お子さんが忘れ物をしてしまった時に、いつもうっかりしていると

ネガティブな言葉をかけてしまうパパママがいます。

 

しかし、お子さんは自分で忘れ物をしないよう注意しているかも

しれませんし、うっかりしないよう心がけているかもしれません。

 

しかし、パパママがうっかり屋さんだと決めつけてしまうと、お子さん

自身もうっかり屋さんだと思い込んでしまうことがあります。

 

周りの人からもそういった目で見られると、お子さんにとって

うっかり屋さんという考えから抜け出すのが難しくなってしまいます。

 

サポートはしながらも見守る

絶対に忘れ物をしない!

というお子さんはごく少数に限られます。

 

多くのお子さんは忘れ物をしてしまうことがありますし、最初から

しっかりと自分の準備ができるとは限りません。

 

最初は忘れ物がないか、時間割、連絡帳などをパパママも一緒に

チェックするようにしましょう。

 

その後、自分でチェックするということであれば、チェックリストなどを

作成しておくのも良いでしょう。

 

リストにチェックを入れながら準備をしたり、指で指しながら

持ち物を確認したりしていると忘れ物は自然と減っていきます。

 

パパママが手出ししたり、口出ししたりし過ぎるのは良くありません。

 

自分の持ち物を準備するということは、パパママに言われてやること

ではありませんので、パパママが見守るという姿勢もとても大切です。

 

勉強ができる子に見られる習慣とは?

続いて勉強ができるお子さんに見られる習慣を

見てみましょう。

 

勉強ができるように改善したいという時に、覚えて

おくと良いでしょう。

 

メモをとる

勉強ができないお子さんの習慣として、忘れ物が多い

ということを挙げましたが、勉強ができる子は忘れ物を

しないためにもメモを取る習慣があります。

 

〇〇するのを忘れないと記憶しておくことが大切ですが、

それだけでは忘れてしまうので、メモをとるということは

とても大切なのです。

 

メモには大切なことを書き留めておき、それを後で見直す

ということが重要です。

 

勉強ができる子は、勉強のポイントである公式や単語などを

メモに書き込んだり、やらなければならないことを書いて

後で見直します。

 

忘れ物を防ぐだけでなく、成績アップにもつなげているのです。

 

後回しにしない

嫌なことや、苦手なことは、できればやりたくないですよね。

しかし、やらなければならないこともあります。

 

このやりたくないけど、やらなければならないこと

後回しにせずに積極的に取り組むのが、勉強が

できる子の習慣として見られます。

 

後で何がどこにあるかわからない、どこに書いてあるか

わからないといったことがないように、すぐにやると

いうことは大切です。

 

期日を決め逆算して動く

勉強ができない子は、時間がないという理由から、

計画的に勉強を進めることができないという習慣が

ありますが、勉強ができる子は計画を立てコツコツ

やるという習慣があります。

 

時間や期日を決めて、逆算して動くこともできます。

 

コツコツとできる子は、1日に無理のない分量を決めて、

期日までに終わるようなペースで勉強を進めることが

できるのです。

 

勉強できる環境が作れる

お子さんにとっては勉強よりも遊んだり、身体を動かしたり

する方が楽しいかもしれません。

 

休みの日には、寝られるだけ寝ていたいかもしれません。

 

勉強ができない子は、その誘惑に負けてしまう意思の弱さ

あります。

 

しかし、勉強ができる子は、誘惑に負けないような工夫を

自分ですることができます。

 

家で勉強に集中できなければ、塾の自習室や図書館などに

足を運び、集中して勉強ができる環境を自ら作ります。

 

友達と一緒に宿題を終わらせるなども、その工夫の1つです。

 

成績が上がらない子の共通点とは?

勉強ができる、できないというのには毎日の習慣が

大きく関わっています。

 

しかし、毎日勉強していても、なかなか成績が伸びない

お子さんも多くいます。

 

そして、成績が伸びないお子さんにはいくつかの共通点が

見られるのです。

 

勉強を始めるまでの時間が長い

成績がなかなか思うように上がらないというお子さんの特徴に

勉強を始めるまでの時間が長いということが挙げられます。

 

いざ、勉強を始めようとしても、その前に部屋の片付けを

始めてみたり、プリント類をまとめてみたり。

 

勉強をしなければならないということは、お子さんもよく

わかっているのですが、つまりはやる気が出ないため、

勉強の前にそういった行動をとってしまうのです。

 

そんな時には、パパママはとにかく勉強を始めさせると

良いでしょう。

 

簡単な計算問題や漢字の書き取りなど、頭を使わない

単純にできるものから始めさせるのです。

 

お子さんもやり始めれば、やる気が出てきますので、まずは

簡単な問題から始めることを促しましょう。

 

すぐに勉強が始められる環境を作ってあげることも大切です。

 

まとまった時間がないと勉強できない

自分の部屋などで落ち着いて勉強できる時間が、

長くとれないと勉強ができないというのも

成績が上がらない子に見られる共通点です。

 

成績が良い子というのは、自分の机に向かい

長い時間コツコツ勉強するというイメージがあると

思います。

 

しかし、実は机に向かう時間というのはそれほど

長くはないのです。

 

では、どのように勉強しているのか?

 

 

成績が良い子は、隙間の時間を使うのが上手いのです。

 

ご飯を待っている間、お風呂が沸くまでの間、寝る前の

ちょっとした自由時間。

 

これらの隙間の時間に、勉強するという習慣が身についているのです。

 

勉強する時としない時の差が激しい

成績が良い子というのは、とにかく毎日コツコツ勉強し、

着実に知識を身につけています。

 

一方で、成績が上がらない子は、たまに頑張って勉強を

して、すごく頑張ったという満足感を得ます。

 

しかし、また勉強しなくなってしまいます。

 

これでは、せっかく勉強した内容が身につく前に

忘れてしまいます。

 

少ない時間でも、毎日着実に繰り返し勉強をすること

知識を身につけて、成績アップすることにつながります。

 

毎日コツコツをいきなり習慣とするのは難しいかも

しれませんが、例えば寝る前の10分で簡単な漢字や

英単語を覚える、朝起きて学校に行くまでの中で5分は

前の日に覚えたものを復習するとなどの、少ない

時間でできることから始めてみるのも良いのではないでしょうか。

 

インプット、アウトプットのバランスが悪い

成績の上がらないお子さんは、インプットとアウトプットの

バランスが悪いのも、原因の1つとして考えられます。

 

成績の良し悪しは主にテストの結果が見られますが、

テストの結果が悪い=問題が解けないということに

なります。

 

教科書、参考書などの内容を覚えようと、キレイに

ノートをまとめても、それはインプットをしている

だけになります。

 

覚える、写す、まとめるというインプットの作業に

時間をかけるのではなく、考える、問題を解くという

アウトプットの時間を作ることも大切です。

 

実際に問題を解いてみて、答えと照らし合わせ、

間違っていれば次に何をするか考える、こういった

時間を増やしていきましょう。

 

勉強内容がずれている

いくら一生懸命勉強をしたとしても。テストの

出題範囲と内容がずれていては意味がありません。

 

勉強したのに、テストの結果が悪ければ、やる気も

なくなってしまうため悪循環となってしまいます。

 

成績を上げるためには、テストの前にテストの

出題範囲を改めて確認してから勉強することで、

すぐに成果が出ますので、やる気にもつながります。

 

楽しんで勉強をしていない

勉強ができる子、成績が上がる子というのは、楽しんで

勉強をしています。

 

もちろん遊びの方が楽しい子が大半ですが、その中でも

様々な工夫をして勉強を楽しんでいます

 

ゲーム感覚で問題を解いたり、親子で一緒に勉強をしたり。

 

そのような感覚で勉強をして、さらに成績が上がることで、

ますます勉強を楽しめるようになるでしょう。

 

スポーツをやらないので体力がない

勉強ができる子、成績が上がる子の多くは、勉強だけでなく

スポーツも全力で楽しんでいたりします。

 

スポーツをすれば、気分転換にもなりますし、何よりも

体力がつきます。

 

また、スポーツで勝つためには、忍耐力や努力が必要です。

そういった力が、勉強にもつながるのです。

 

勉強ができる子、できない子の習慣を知っておこう!

一般的に勉強ができる子、できない子にはそれぞれ習慣があると言います。

 

・忘れ物が多い

・嫌なことを先送りにする

・計画性がない

・生活習慣が乱れている

これらは、勉強ができない子に多く見られる習慣です。

 

嫌なことを先送りするお子さんは、苦手な勉強などは特に先送りに

しがちです。

 

先送りにしたからと言ってやらなくていいというわけではなのですが、

どうしても後回しにしてしまう傾向にあります。

 

計画性もありませんので、コツコツ勉強することができません。

 

特にお子さんの忘れ物に関しては、パパママもよく協力して

あげましょう。

 

忘れ物をした時にパパママが届ける、届けないに関係ありません。

それよりも忘れ物を減らすための方法を一緒に考えましょう

 

そして、家族との会話というのは、それ以降大人になっても

役立つものです。

 

まずは忘れ物をしたことに対し、どう対応したのか、どのような

気持ちだったのかを聞いてみましょう。

 

自分の行動を振り返るというのは大切なことです。

 

さらには、その忘れ物をしてしまった原因を、考えてみましょう。

 

こういったお子さんの気持ちを受け止め、行動を振り返ったら

今後どうするのかを一緒に考えてみましょう。

 

 

また特にまじめなお子さんは、忘れ物をしてしまったことで

自分はできないと自信をなくしてしまうお子さんもたくさんいます。

 

しかし、忘れ物は誰でもするものだということも言い聞かせ、

次からしないようにすればよいことを教えてあげましょう。

 

学校の準備などをする時には、時間に余裕を持つことは

とても大切です

 

生活習慣が乱れているようであれば早急に見直しましょう。

 

口を出し過ぎるのも良くありませんので、サポートしながらも

見守ってあげましょう

 

・メモを取る

・後回しにしない

・期日を決めて逆算して動ける

・勉強できる環境が作れる

 

 

一方で、これらが勉強ができる子の習慣です。

 

メモを取るということは重要で、知識を身につけることも

忘れ物を防ぐこともできます。

 

また、お子さんで勉強が好きという方は少ないでしょう。

 

様々な誘惑に負けてしまうことがあると思いますが、勉強が

できる子というのは、自分で勉強する環境を作ることができます。

 

・勉強を始めるまでの時間が長い

・まとまった時間がないと勉強できない

・勉強する時、しない時の差が激しい

・インプット、アウトプットのバランスが悪い

・勉強内容がずれている

・楽しんで勉強をしていない

・スポーツなどはやらない

さらには、成績が上がらない子の特徴もご紹介しました。

こういったことも把握し、ぜひお子さんが勉強できる子になるよう

導いてあげて下さい。

 

お子さんは吸収力も高いので、すぐに吸収してくれますよ!