子育てをしていると楽しいことも辛いこともありますが、月齢が低い時の辛いことと言えば夜泣きや早朝起きなどがありますよね。
特に夜泣きは、なぜ泣いているのかわからず辛かった…と振り返る先輩パパママも多くいます。
そこで夜泣きや早朝起きについてできる対策や、先輩パパママの体験談をご紹介します。
目次
赤ちゃんの夜泣き対策5選
辛い夜泣きですが、夜泣き対策としてできることをやってみましょう。
①まずは様子を見よう
対策 1 つ目は、まずは様子を見るということです。
赤ちゃんの夜泣きの詳しい原因はわかっていませんが、多くの赤ちゃんが
寝ぼけて泣いているということが多いため、すぐに抱っこしてあやすのではなく、
まずは泣いている様子を見て落ち着かせてあげましょう。
私の息子も寝ぼけ泣きが多く、深夜に突然『ギャーン!!』と泣きだしたかと思えばすぐにスヤァッ…
なんていう事がよくあります(笑)
②就寝前のスキンシップを十分に!
夜泣き対策 2 つ目は、赤ちゃんが寝る前の 30 分ほどスキンシップの時間を習慣づけるということです。
寝る前に激しく遊んでしまうと逆に夜泣きをしてしまうことがありますので、
絵本を読んだり子守唄を歌ったり、部屋を少し暗くして
ゆったりと穏やかな時間を過ごすようにしましょう。
絵本は穏やかな内容の絵本がおすすめです。
優しく語りかけるように読み聞かせると赤ちゃんも落ち着きます。
子守唄も優しい曲調の歌がおすすめですが、パパママの好きな歌などを歌ってあげても良いですね。
逆にテレビやパソコン、スマホの使用は覚醒させてしまう恐れがあるので避けましょう。
③ドライブや遊ばせるのは NG!
夜泣き対策 3 つ目は、ドライブや遊ばせるなどはNGということです。
『夜泣きをしている時にドライブに行くと赤ちゃんがいつのまにか寝つく』という話を聞いたことありませんか?
しかし外に連れ出したり、諦めて遊ばせてしまうというのは寝ぼけて泣いている赤ちゃんを起こし、覚醒させてしまうことになりますので、
実は赤ちゃんが良質な睡眠をとることができなくなってしまうのです。
テレビやDVDなどを見ると泣き止んだから…ということで、夜泣き対策にしているパパママもいるかもしれませんが、
こちらも実は赤ちゃんを起こしてしまうことになるためNGです。
しかし毎日夜泣きがひどく辛いという場合は、パパママも気が滅入り、そんなこと言っていられないですよね。
もし、テレビやDVDなどで対策をしているという方は他の対策方法も始めつつ、
徐々にテレビやDVDなどを使わないようにしていくと良いでしょう。
④授乳は灯りを点けずに!
夜泣き対策の4つ目は、授乳は灯りを点けずに暗いままで行うということです。
添い乳などをしながら寝るというお子さんも多いと思います。
授乳での寝かしつけが定着している場合には、背中をトントンしたりしても
授乳するまで泣き止まないということもあると思います。
その場合には授乳で寝かしつけをしても良いのですが、できれば灯りは点けずに暗いままで授乳するようにしましょう。
明るくしてしまうと、寝ぼけているお子さんが起きてしまうからです。
また 部屋の照明が明るさを調整できないタイプである場合、間接照明を購入するというのもオススメです。
我が家ではこういった電球が複数個取り付けられるスタンドタイプを使っています。
|
明かりを付けつける個数によって明るさの調整ができますし、「40Wの電球色」くらいの
暗めの電球にしておけばママの目にも優しいですよ^^
⑤寝かしつけの方法を変えよう
夜泣き対策5つ目は、いつもの寝かしつけの方法を変えるということです。
赤ちゃんは寝かしつけてもらわないと寝られないものです。
抱っこでゆらゆら、授乳などお子さんによってそれぞれ方法は違うと思います。
そして、夜泣きをした時には、いつもの寝かしつけを求めてきます。
しかしお子さんはすごいスピードで成長していきますので、あっという間に大きくなり、
長い時間抱っこしているのも辛くなってきてしまいます。
そこで、寝かしつけの方法を思い切って変えてみるというのも1つです。
添い寝をする、背中をトントン叩く、お気に入りの毛布などを持たせるなど、
パパママが楽な方法に変えてみましょう。
最初は慣れないため、グズってしまうでしょうが、1週間ほど根気よく続けることで、お子さんもすぐに慣れてくれます。
意外と寝かしつけの方法を変えるとお子さんの夜泣きもおさまったり
することもありますよ。
赤ちゃんの早朝起き対策5選
夜泣きと同じく辛いのがお子さんの早朝起き。
朝の4時から起きて泣いたり、遊んだりしているというお子さんに悩んでいる方も多くいると思います。
そんな早朝起きの対策を見ていきましょう。
①就寝の環境を整えよう
早朝起きの対策1つ目は、就寝の環境を整えるということです。
特に月齢の低いお子さんはまだ生活のリズムや睡眠のリズムが整っていないこともあり、
明るくなると起きてしまう・暑い寒いで起きてしまうということがあります。
睡眠のリズムを整えるために、できるだけ毎日決まった時間に就寝することを心がけ、リズムを整えるということは大切です。
②寝ている間はしっかり光を遮断しよう
早朝起きの対策2つ目は、寝ている間はしっかり光を遮断してあげるということです。
赤ちゃんも大人と同じで、明るくなったり、光を感じたりすると目を覚ましてしまうことがあります。
朝の太陽の光などは脳に刺激を与えることになりますので、赤ちゃんは目を覚ましてしまいやすくなります。
赤ちゃんが寝る場所では遮光カーテンなどを使い、光をしっかりと遮断するという工夫をしてみて下さい。
光が遮断されることは早朝起きの対策にもなりますが、暗い中での睡眠は良質な睡眠へとつながりますので
夜泣きが減るなどの対策にもなりますよ!
③昼寝の時間を見直そう
早朝起き対策の3つ目は、昼寝の時間を見直すことです。
新生児の頃は長い時間連続していることが難しいですが、月齢を重ねるごとに体力もついてきて
6ヶ月ともなると連続して起きている時間が増えてきます。
夕方遅い時間に昼寝をしてしまうと夜の睡眠に影響を与えてしまうことがありますので、
できるだけ早い時間に昼寝の時間となるように意識してみましょう。
お子さんによって昼間に寝る時間というのは違いますので睡眠時間によって
15時までには起きるというリズムにすると、夜もよく寝てくれるようになるでしょう。
④運動量を増やしてみよう
早朝起き対策の4つ目は、運動量を増やすということです。
赤ちゃんは体力がついてきますので、日中の運動量などが足りないと
夜も寝つきが悪くなってしまうことがあります。
午前中には散歩や公園遊びなど身体を動かすような遊び、午後はブロックやお絵かきなどの静かな遊び…と
メリハリをつけると、よい刺激になります。
ただ 適度な疲れは良質な睡眠へとつながりますが、疲れすぎてしまったり強い刺激を受けすぎると
逆に夜泣きをしてしまうことになります。
単に外遊びを増やすだけでなく、メリハリをつけるということも大切ですので、意識してみて下さいね。
⑤寝る前の授乳はたっぷりと!
早朝起き対策5つ目は、寝る前の授乳をたっぷりとすることです。
赤ちゃんはお腹がすくことで目を覚ましてしまうことがあります。
たっぷりと授乳することでお腹が空きにくく、ぐっすり眠ってくれます。
母乳育児の方でも、夜寝る前の授乳だけはミルクに変えてみるというのも1つの方法です。
母乳と比べると、ミルクの方が腹持ちは良くなります。
寝る前にミルクをたっぷりとあげることで、腹持ちが良く長い時間寝てくれることがあります。
完全母乳で育てたい!という時には無理にミルクにすることはありませんが、
もし早朝起きに悩んでいるという場合にはミルクを取り入れてみることも考えてみて下さい。
先輩パパママに聞いた!夜泣き・早朝起き体験談
22 時から深夜 2 時の夜泣きタイム
我が家の息子が新生児の頃、新生児の割には睡眠が少なく、寝かしつけは毎日苦労していました。
特に夜 22 時ごろから夜泣きタイムが始まり、お腹がいっぱいでもオムツを替えても
なかなか寝つかず、寝ても何度も泣いて起きるの繰り返し。
深夜 2 時くらいまで、そんな状態が続きました。
新生児で小さいとはいえ、毎日抱っこでゆらゆら…とにかく泣き止むのを待つのは辛く、長く感じました。
時には私も泣きながら朝を迎えることも度々あり、いつまで続くのかと気が滅入ったものです。
仕事から帰ってきてパパに交代してもダメ。
パパも毎日寝不足で仕事に行く日々でした^^;
生後 3 ヶ月を過ぎたあたりから徐々に夜泣きが減り始め、半年経つ頃にはリズムも整い、寝られるようになりました。
約半年の間は地獄のような日々でしたが、今では
子供に泣いてばかりだったと笑って話せるほろ苦い思い出です。
1 年半夜泣きに悩み…
ウチは1 歳から 2 歳半頃まで息子の夜泣きに悩みました。
夜泣きには色々な種類があると思いますが、我が家の息子は悪い夢を見てうなされているような泣き方でした。
起きているかのような大声で泣くのですが、目はつぶったままでひたすら泣き続ける。
抱っこしても目を開けずにそっくり返って起きずに泣くばかり。
電気を点けて明るくしたりしましたが、なかなかうまくいかず、ほとほと困ったのを思い出します。
夜泣き第 2 章
長女は 1 歳半まで夜泣きがひどかったのですが、卒乳と同時に夜泣きもほぼなくなり、ホッとしたのもつかの間。
夜泣き第 2 章が 2 歳くらいから始まりました。
授乳すれば泣き止んだ第 1 章の夜泣きでしたが、第 2 章はそうはいきません。
トントンしても、抱っこしてもダメ。
お茶を上げれば、お茶が宙を舞う…そんな毎日の繰り返しでした。
ギャーギャー大きな声で泣いているのですが、目はつぶったままで夢を見ているような状態で泣き続けていました。
声をかけたり部屋を明るくしても目を開けず、テレビをつけるとハッ!と目を覚ます感じでした。
この夜泣き第 2 章は今では 3 日に 1 回くらいに減っていますが、気長に付き合うしかないと思っています^^;
まとめ
子育てをしていると様々な悩みにぶつかり、楽しいこともありますが、
辛いと思ってしまうこともたくさんあると思います。
そんな子育ての辛い悩みの1つに「夜泣き・早朝起き」があります。
ご紹介した対策はどのお子さんにも必ずすぐに効果があるというわけではありませんが、できることからやってみましょう。
少しでも育児の悩みが解消されますように!