6年間安心して使える!失敗しないランドセルの選び方のポイント7選

小学生の必須アイテムであるランドセル

 

女の子は赤、男の子は黒が定番だったランドセルですが、

現在では色だけでなく、デザインまでも種類が豊富です。

 

そんなランドセルは小学生である6年という長い期間を

共にする大切なカバンですので、ランドセル選びは慎重に、

失敗したくないものです。

 

たくさん種類があるランドセルですが、失敗しない

ランドセルの選び方をご紹介します。

失敗しないランドセル選びのポイント①色・デザイン

ランドセル選びをする中で最も悩むのは、

ランドセルの色やデザインなのではないでしょうか。

 

昔からランドセルの定番といえば、女の子は赤、

男の子は黒でしたが、現在では赤、黒以外にも様々な

色のランドセルがあります。

 

お子さんが好きな色や、気に入った色のランドセルを選ぶ

というのも1つですが、お子さんが通う小学校のランドセルの

色の傾向を見ておくことも大切です。

 

定番の赤や黒で統一された傾向にあれば、その傾向に

合わせるのが無難です。

 

また、ランドセルがカラフルという場合は、お子さんの

好きな色のランドセルを選ぶのも良いでしょう。

 

ランドセルの色が周りと比べて明らかに浮いてしまうと

からかわれてしまうこともあります。

 

事前にランドセルの色はチェックしておくと良いですね。

男の子の人気色

参考までに、男の子に人気のランドセルの色をみてみましょう。

 

  • 1位:黒系60%
  • 2位:ネイビー系15%
  • 3位:グリーン系9%
  • 4位:ブラウン系7%
  • 5位:ブルー系5%
  • 6位:シルバー系4%

 

男の子に人気のランドセルの色は圧倒的に黒系

 

そして、全体的にダーク系の色が人気なのがわかります。

 

2色以上のカラーを組み合わせたコンビカラーでも

黒をベースとしたランドセルが人気です。

女の子の人気色

続いて女の子に人気のランドセルの色をみていきましょう。

 

  • 1位:赤系50%
  • 2位:ピンク系40%
  • 3位:ワイン系10%
  • 4位:ブラウン系8%
  • 5位:サックス系7%
  • 6位:ラベンダー系5%

 

男の子よりも女の子の方がカラフルな色を選ぶ傾向

ありますが、その中でもやはり人気が高いのは赤、

そしてピンクになります。

 

コンビカラーでは、意外にも黒とピンクの組み合わせが

人気が高くなります。

刺繍入りは要注意!

ランドセルの色だけではなく、最近では刺繍などがされた

デザイン性の高いランドセルを背負っているお子さんを

多く見かけます。

 

特に女の子のお子さんの場合はこだわりがあるかも

しれませんね。

 

刺繍入りのランドセルは特別感もありますし、可愛い

デザインなのですが、いくつかデメリットがありますので

デメリットも理解した上で選びましょう。

デザインに飽きてしまう

ランドセルは6年間という長い期間使うものです。

 

6年間の間でお子さんはどんどん成長していきます。

 

成長するにつれ、感性だって変わっていくでしょう。

 

そのため、1年性の時に気に入って選んだデザインに

飽きてしまったり、恥ずかしいと思うことがあるのです。

刺繍部分は防水ではない

一般的なランドセルは、長く使うことも考えられており、

防水加工された素材を使っています。

 

しかし、刺繍部分は糸になりますので、もちろん防水では

ありません

 

雨が降った時には、刺繍に染み込んだ水がランドセルの内側に

染み込みシミになってしまったり、教科書などの教材が

濡れてしまうといったことがあるため、注意しましょう。

刺繍部分は強度が弱い

刺繍部分は、針と糸を使い刺繍していきますので、当然

刺繍部分には小さな穴が空いた状態です。

 

穴が空いていれば、その部分の強度は弱まってしまいます

 

乱暴に扱ったりしていると、刺繍部分から破れてしまうという

可能性もありますので、注意しましょう。

失敗しないランドセル選びのポイント②形

ランドセルの選び方で、選択肢も少なく選びやすいのが

ランドセルの形です。

 

ランドセルの形は、最も一般的なのが全かぶせ型です。

 

全かぶせ型を選べば間違いはないでしょう。

 

他には、半かぶせ型や、横型のランドセルがあり、これらは

オシャレであり、大人の方には魅力的な形かもしれませんね。

 

しかし、学校の教材などは全かぶせ型のランドセルに合う

大きさになっています。

 

個性的な物を選ぶより、使いやすい物を選ぶことを

おすすめします。

失敗しないランドセル選びのポイント③サイズ

実はランドセルにはサイズがあるのをご存知ですか?

 

ランドセルによって、収納できる容量が違うんです。

先輩ママから情報収集しよう

サイズについては、お子さんが通う予定の小学校にすでに

通っている先輩ママから情報収集しておくと良いでしょう。

 

学校によって、使うファイルなどが違います。

 

そのため、いざ通い出したら入らないということがないよう

情報収集して備えましょう。

学校や塾のことを考えてサイズ選び

A4フラットファイル対応サイズ

内寸:縦310ミリ×横233ミリ×奥行120ミリ

A4クリアファイル対応サイズ

内寸:縦310ミリ×横223ミリ×奥行110ミリ

 

サイズは2種類で、それほど大きな差はありません。

 

しかし、フラットファイルなどを多用する学校であったり、

塾に通っているお子さんなどは、フラットファイル対応

サイズの方が使いやすいと言います。

失敗しないランドセル選びのポイント④素材

ランドセルの素材は主に3種類です。

 

それぞれ特徴が違いますので、好みに合った素材を選びましょう。

合皮/クラリーノ製

クラリーノというのは、人工皮革でクラレという企業が

製造している素材です。

 

クラリーノを使用しているランドセルのメーカーも多くあります。

 

  • 水に強い
  • お手入れが楽
  • 本革に比べると安価
  • カラーバリエーションが豊富

 

これがクラリーノのランドセルの特徴です。

 

  • 本革のような高級感に欠ける
  • 傷が付くと中の布が見えてしまう
  • 使うと劣化する一方

 

一方で、これらがクラリーノのデメリットになります。

 

とは言え、小学生が6年間使うのには十分な素材であり、

水に強いなどの特徴は小学生が持つカバンとして適している

と言えるでしょう。

牛革/カウレザー製

カウレザーは牛の皮を使ったランドセルで古くから

ランドセルに使われている定番の素材です。

 

  • 肌触りが良い
  • 風合いが良い
  • 耐傷性に優れている
  • 使い込むことでツヤなどの味わいが出る

 

これらが、カウレザーの特徴になります。

 

  • 水に弱い
  • お手入れが大変
  • ランドセル自体が重くなる

 

これらがカウレザーのデメリットになります。

 

クラリーノと比べると高級感を感じることはできますが、

小学生が使うとなると、少し不便なところもあるでしょう。

馬革/コードバン製

コードバンは馬のお尻の緻密な繊維を使った、

希少性の高い素材となります。

 

  • 牛革よりも肌触りが良い
  • 牛革よりさらに風合いが良い
  • 耐久性は牛革の3〜4倍
  • 使い込むことで味わいが出る

 

これらがコードバンの特徴になります。

 

  • 水に弱い
  • お手入れが大変
  • カラーやデザインが限られる
  • 値段が高価

 

これらかコードバンのデメリットになります。

 

コードバンは大人も憧れる素材になりますので、

お手入れをきちんとしていくことで、一生使うことが

できるほどの素材です。

 

しかし、ランドセルを使うのは小学生の6年間。

 

そう考えると、値段が高価ですので勿体無いと感じてしまう

こともある高級感のある素材です。

失敗しないランドセル選びのポイント⑤値段・保証

ランドセルは気に入ったものを選びたいものですが、

素材によっては値段に大きな差があります。

 

1番安いもので2万円以下、高いもので50万円以上する

ランドセルもあるのです。

 

ランドセルの相場として、最も売れている価格帯は

4万円〜5万円以下のランドセルになります。

 

ついでに3万円台、5万円台となっています。

 

あまりに安価なランドセルですと、途中で壊れてしまい、

6年間使い続けることができずに、買い直さなければならない

ということもありますし、中にはクッション材が入っていない

ということもあります。

 

3万円〜5万円台のランドセルですと、安心して使うことが

できるでしょう。

 

 

また、ランドセルの6年間の保証は必須です。

 

さらにチェックしておきたいのは、子どもの使い方に

よって壊れてしまった場合に保証されるかという点です。

 

6年間保証がついていても、子どもの使い方によって

壊れた場合には有料になるという保証もあります。

 

事前に確認しておくことが大切です。

失敗しないランドセル選びのポイント⑥フィット感

ランドセルのフィット感は作りによって大きく変わります。

 

実際に試しで背負ってみることができるのであれば、

背負ってみてフィット感を確認してみましょう。

肩ベルトの立ち上がり・調節機能をチェック

背中とランドセルの間に隙間があると、背負っていて

身体に負担がかかります。

 

肩ベルトがしっかりと立ち上がっていると、隙間が

なくなるためフィット感もアップします。

 

また、お子さんの成長に合わせて肩ベルトは調整できるものを

選びましょう。

 

中には調整ができないものもありますが、調整できないと

6年間使い続けるのは難しくなるでしょう。

肩ベルト・背当てのクッション性

最近のランドセルは肩ベルト、背当てにクッションが

入っているのが当たり前になっています。

 

このクッションは、

 

  • ランドセルが浮いたりズレたりするのを防いでくれる
  • 荷重を分散させるためお子さんの身体への負担を減らす

 

などをしてくれます。

 

3万円以下のランドセルになると、このクッションが

入っていないということも多くあるため、しっかり

確認してから買うと良いでしょう。

 

また、肩や背中は汗をかいて蒸れやすい箇所でもあります。

 

通気性のあるクッションであるかも、合わせて確認して

おくと良いでしょう。

ランドセルの丈夫さも合わせてチェック

ランドセルは6年間使うため、丈夫さというのも重要です。

 

ランドセルを買うときに、お店でいきなり剛性をチェックするのは

印象が良くありませんので、お店の方に許しを得て剛性を

確認してみましょう。

 

押したり潰したりして反発するかを確認します。

 

新品で押した後に戻ってこないと、おおよそ3年くらいで

ランドセルがペチャンコになってしまうことも。

 

反発するかに重点をおいてチェックして下さいね。

失敗しないランドセル選びのポイント⑦パーツ

ランドセルは色やデザイン、素材などに注目しがちですが、

実は様々なパーツもついています。

 

このパーツについても、事前にチェックしておきましょう。

サイドフックは外れるかをチェック

ランドセルには給食袋などを吊り下げるサイドフック

付いています。

 

このサイドフック、紐の長い給食袋などを下げるわけですが、

ぶら下げて歩いていると自転車や車に巻き込まれてしまう

可能性も考えられます。

 

また、マンションなどに住んでいる場合は、1人で

エレベーターに乗ったりした時に、扉が閉まった時

荷物が挟まってしまうかもしれません。

 

サイドフックは、一定の力が加わると外れる仕様に

なっています。

 

このサイドフックが外れる仕様は安全ナスカンとも

呼ばれており、必須と言えるでしょう。

 

ケガや時には命に関わる危険性もあるため、安全ナスカンと

なっているか確認しましょう。

防犯ブザー用のフックが肩ベルトに付いているか

近年は防犯ブザーというのは小学生の必須アイテムとも

なっています。

 

犯罪者はまず防犯ブザーを奪おうとするため、サイドフックに

引っかけておくと取られてしまいます。

 

また、首から下げていると引っ張られた時に首がしまって

しまう可能性があります。

 

そういった危険を防ぐためにも、防犯ブザー用のフックが

ついたランドセルを選ぶと良いでしょう。

 

フックは肩ベルト、利き手がどちらでもすぐ取り外せるよう

両方の肩ベルトについているものを選ぶと良いでしょう。

反射板は正しく付いているか

反射板も大切なパーツですが、反射材にも性能があるため

事前にスマホのライトなどを当ててみて、反射しているかを

確認してみましょう。

 

また、反射板は前後左右の最低でも4カ所必要です。

 

4カ所についていることで、360度カバーすることができます。

 

冬は日が短いため、暗い中下校することがあるでしょう。

 

塾に通ってるお子さんは、日によっては暗くなってからの

帰宅になることがあると思います。

 

そんな時に、子供の安全を守ってくれるのが反射板ですので、

よく確認して下さいね。

前ポケットが付いていると便利

前ポケットがついていると便利です。

 

最近ではファスナーが側面まで大きく開くタイプのランドセル

人気です。

 

ハンカチやティッシュ、家の鍵、薬や絆創膏などを

入れておくのに便利です。

失敗しないランドセル選び!定番ブランド

最後にランドセルと言えばこのブランド!という定番

ブランドをご紹介します。

 

古くから人気を集めているブランドですので、安心して

使うことができますよ。

ハシモトBaggage

定番ブランド1つ目は、ハシモトBaggageです。

 

ブランド名を聞くと、それほど聞き馴染みがないかも

しれませんが、「フィットちゃん」と言うとわかる方も

多いのではないでしょうか。

 

創業21年とランドセル業界では長い歴史があり、

人気があるブランドです。

 

フィットちゃんと呼ばれる背カンは、フィットちゃん

ランドセル以外のブランドでも使用されるほど優秀。

 

子どもが軽いと感じられる品質を実現しています。

 

カラーバリエーション、デザインが豊富で、素材も

揃っていますので、お気に入りのランドセルが

見つかるはずです。

羅羅屋

定番ブランド2つ目は、羅羅屋です。

 

ララちゃんランドセルは、親世代の頃からあった有名ブランド。

 

素材にベルバイオ5という素材を使っており、より傷に強い

人工皮革のランドセルが作られています。

 

肩ベルトは、他のランドセルと違った形状になっており、

背当てに抗菌防臭剤を使用するなど、子どもにとって

心地よいランドセルとなっています。

 

デザインのバリエーションは少ないのですが、他にない

デザインを選べるでしょう。

セイバン

定番ブランド3つ目は、セイバンです。

 

セイバンの天使のはねランドセルは、TV CMなどでもお馴染みの

人気のブランドです。

 

天使のはねランドセルの最大の特徴、それは肩ベルトの付け根に

内臓された天使のはね機能です。

 

肩ベルトの天使のはねのおかげで、身体への負担が減り

体感重量が軽くなります。

 

安定性も高く、常に正しい姿勢をキープすることができます。

 

カラーバリエーションやデザイン、素材などが、量販店モデルと

百貨店モデルでは違います。

6年間使うランドセル!失敗しないために選び方のポイントを覚えておこう

小学校での6年間使うランドセル。

 

ランドセル選びは失敗したくないですよね。

 

ランドセルは決して安いというわけではありませんし、

気に入らなかったら買い直せばいいというわけにもいきません。

 

そこで、失敗しないためにもランドセルの選び方のポイント

抑えて、ランドセルを選びましょう。

 

  • 色、デザイン
  • サイズ
  • 素材
  • 値段や保証
  • フィット感
  • パーツ

 

ランドセルは、色やデザインなどに重点を置いてしまいがち

ですが、それだけで選んではいけません。

 

色やデザインが気に入ったものというのはもちろんですが、

6年間使い続けるランドセルですので、

 

  • 素材
  • サイズ
  • フィット感
  • 細かいパーツ

 

なども、よく確認して買うことが必要です。

 

ランドセルの値段は、安いものから高いものまで差が

大きくなりますが、高いから良いというわけではありません。

 

素材などの特徴を見て、お子さんに合ったランドセル

選んであげましょう。

 

ただし、やはり値段が安すぎるものは、

 

  • クッション材が入っていない
  • 耐久性が低い

 

などの問題があるものも、多く見られます。

 

6年間安心して使うためには、ある程度の値段がするものが

安心です。

 

 

ランドセルは、フィット感などを確かめるため、できれば

買う前に試しに背負ってみましょう

 

6年間使う大切なランドセル、ぜひ気に入ったものを選ぶことが

できますように。