犬がなつかない人の原因は何?嫌われる行動と上手な付き合い方

犬が好きなのになかなかなついてくれず、仕方なく手放すことになったという飼い主さんの話も多く耳にします。

 

実は 犬がなつかない人にはいくつかの特徴があり、気づかないうちに犬に嫌われる行動をしているからかもしれません。

 

そこで

  • 犬がなつかない人の特徴や原因
  • 犬がなつく方法

をご紹介しますので、犬がなつかないととお悩みの飼い主さんもぜひ参考にしてみて下さい。

犬がなつかない人の特徴や原因

①大きな声を出す

犬がなつかない人の特徴に大きな声を出す人があげられます。

 

人間も必要以上に大きな声を出す人に苦手意識を持つ人は多いと思いますが、それは犬も同じです。

 

特に犬は人間よりも聴力が優れていますので、同じ大きさの音でも、犬にはより大きな音に聞こえてしまいます。

 

ですので、大きな声を出すという強い刺激は本能的に避けてしまうのです。

 

②匂いが強い

犬がなつかない人の特徴の2つ目に、匂いが強いということもあります。

 

匂いには色々な種類がありますが、良い匂い、臭い、どちらの匂いでも強いと犬は警戒します。

 

犬は臭覚も発達しており、人間よりも数倍優れています。

 

犬に接する前にお酒などを飲んでいてアルコールのにおいが強かったり、香水のつけ過ぎは、

犬から嫌われる原因となります。

 

③犬より高い目線で接する

犬がなつかない人の特徴3つ目は、犬よりも高い目線から接するという人です。

 

犬は犬種によって大きさが違いますが、ほとんどの犬が人間よりも体の高さは低く、

人間よりもはるか下に目線がありますよね。

 

人間が犬の頭上に手を伸ばすと、自ずと犬の視野をふさいでしまうことになりますし、

常に犬よりも高い目線で接してしまうと、犬にとっては威圧的に感じてしまうことがあります。

 

 

更に 知らない人が初対面の犬といきなり視線を合わせるのは、この人は敵意があると受け取られてしまうのです。

 

そのため、歯をむき出しにしてうなり声をあげるといった威嚇行動をとることもあります。

 

④しつこい人

犬がなつかない人の特徴4つ目は、しつこい人です。

 

これも人間も犬も同じで、自分が特に興味を持っていないのにしつこく追いかけ回してきたり、

触ろうとしたりする人に犬は苦手意識を持ちます。

 

人間の子どもなどは悪気はないのですが、犬をしつこく追いかけてしまったりするため、嫌われてしまうことが多くあります。

 

 

また犬もその時の状況によって、気持ちが変わることがあります。

 

疲れていたりする時には、いつもされていることでも嫌に感じたりすることがあります。

 

小型犬などは、抱きかかえることかできるのでこの状態に気がつかないこともありますが、

抱かれてうなったり、抱っこを嫌がったりするときは、犬がストレスを感じていることも考えられます。

 

⑤犬をバカにしている人

犬がなつかない人の特徴5つ目は、犬をバカにしている人。

 

犬は、とても観察力の高い動物です。

 

人間のちょっとした仕草や態度から、犬に苦手意識を持っていたり、犬が嫌いだと思っているのを見抜きます。

 

犬にネガティブな感情を持っている人が近づくと、犬も警戒することがあるのです。

 

犬がなつく方法

①犬が落ち着いてる時に穏やかに接する

犬がなつく方法の1つ目は、犬が落ち着いているタイミングを見計らって穏やかに接することです。

 

初対面の人はもちろんですが、慣れていない人が近づくと犬は興奮してしまうことが多くなります。

 

まずは、その犬が1番落ち着く相手に協力してもらい犬を落ち着かせるというのが大切です。

 

そして、犬が興奮しないように動作はゆっくりすることを意識して、声も穏やかに呼びかけてみましょう。

 

この方法なら、犬もなついてくれる可能性が高くなります。

 

②犬の目線の高さに合わせる

犬がなつく方法2つ目は、犬に目線の高さを合わせることです。

 

犬は高い目線から見下ろすように接されると警戒心を抱きますので、犬を座らせた状態で、

犬の目線にできるだけ近い状態で近づくようにします。

 

大型犬や中型犬なら座っている状態で、小型犬なら誰かに抱きかかえてもらった状態だと目線も合わせやすくなります。

 

さらに犬の真正面ではなく、横につくことで、犬の警戒心は弱まります。

 

犬は匂いなども確認しますので、犬が納得するまで待つようにします。

 

犬が落ち着いた状態になったら、首や背中などを優しく撫でてあげると良いでしょう。

 

嫌がる素振りを見せる場合は無理に触り続けてはいけませんが、リラックスして

撫でられていることを感じられれば、犬とのスキンシップは成功です。

 

③犬が喜ぶことをする

犬がなつく方法3つ目は、犬が喜ぶことをしてあげることです。

 

犬が緊張しないような程よい距離感を保つことができれば、さらに犬と仲良くなれるチャンスでもあります。

 

犬が喜ぶことをしてあげることで、警戒心はなくなりこの人は怖くないと覚えてもらいましょう。

 

犬は食べることが大好きですので、気に入ったおやつをあげるのも良いですし、

犬のお気に入りのおもちゃなどで遊んであげるというのも1つです。

 

まとめ

犬がなついてくれないと悩む方もいるでしょうが、それにはいくつか理由があります。

 

犬にも感情があり、もしかしたら気づかないうちに犬の嫌がるような行動をとっていたり、

警戒される原因を作っているのかもしれません。

 

ぜひ犬の気持ちを理解する努力をしながら接してみて下さいね。