男の子の子育ては大変だと言われていますが、
男の子と女の子ではどのような違いがあるのでしょうか。
男の子の子育てはたしかに精神的にも体力的にも
大変な部分はありますが、楽しい、面白いと思う瞬間もたくさんあるんです!
大変という気持ちばかりが強くなってしまうと、その
貴重な楽しい瞬間も面白い瞬間も見逃してしまいます。
その瞬間を見逃さず、男の子の子育てが少しでも楽しいと
感じられるよう、子育てのコツやイライラ対処法などご紹介していきます。
目次
- あるあるエピソード1:外や公共の場で走り回って困る
- あるあるエピソード2:すぐに手が出て困る
- あるあるエピソード3:ケンカやケガが多く困る
- あるあるエピソード4:男の子は甘えん坊!
- 子育てのコツ1:男の子の特性を理解しよう
- 子育てのコツ2:叱るのではなく「かっこわるい」
- 子育てのコツ3:褒めてのばす!
- 子育てのコツ4:心配ではなく信頼!
- 子育てのコツ5:兄弟ゲンカは子供同士で解決させよう!
- 子育てのコツ6:競争させてみよう!
- イライラ対処法1:優しい男の子だから理解してくれる!無理せず休もう
- イライラ対処法2:パパにSOS!男の子の気持ちを聞いてみよう
- イライラ対処法3:イライラした時は 6秒間をやり過ごす
- イライラ対処法4たまには家事の手抜きをしよう
- まとめ
あるあるエピソード1:外や公共の場で走り回って困る
男の子の子育てで、もっともママが疲れてしまう原因。
それは、男の子は落ち着きがない、ジッとしていられない
ということではないでしょうか。
特にバスや電車の公共の乗り物や、お店などで焦りますよね。
さらに、男の子が 2 人、3 人となるとパワーアップして、ママは
精神的にも体力的にもヘトヘト…。
外に出るのが嫌になってしまうなんてことは、男の子のママに
とってはよくあることです。
あるあるエピソード2:すぐに手が出て困る
児童館などで困ってしまうのがおもちゃの貸し借り。
まだ小さいうちはうまく貸し借りができなくて、自分の遊んでいる
おもちゃを貸してあげることができなかったり、おもちゃを貸してもらえなかったり。
そんな時、男の子だと相手を叩いてしまったり、突き飛ばしてしまい、
焦るという経験をしたことがあるママも多いのではないでしょうか。
特に相手が知らないお子さんだとママも焦ってしまい、
次第に遊びに行く回数が減ってしまったという経験談もよく耳にします。
あるあるエピソード3:ケンカやケガが多く困る
男の子同士の兄弟では、兄弟ゲンカも悩みのタネになることも…^^;
男の子の兄弟ですと、口ゲンカだけではすみません。
最初は口でダメ!と言っていても、そのうち怒って手が出る、やられた方はやり返す。
大きくなるにつれて、取っ組み合いになることもあります。
時には、やりすぎて流血してしまうなんてことも。
また、男の子は何にでも興味を持ち好奇心旺盛!
女の子に比べると怖いもの知らずで、ケガが多くなったりするものです。
特に男の子の兄弟では、弟はお兄ちゃんのすることを真似したがります。
お兄ちゃんの真似をして、ケガをしてしまうということも日常茶飯事です。
あるあるエピソード4:男の子は甘えん坊!
男の子は甘えん坊というのもよく耳にしますよね。
お子さんによって差はあるものの、基本的に男の子はママにべったりしたいもの。
弟や妹ができた時には、女の子と男の子の違いを大きく感じる場面です。
女の子は小さな頃に弟や妹ができても、赤ちゃんを
可愛がり、面倒を見てあげるといいます。
対して、男の子はお兄ちゃんになったという自覚はありお兄ちゃんになろうとする一方で、
ママを取られたくないという嫉妬心もあり、女の子に比べると赤ちゃん返りが激しいお子さんもいます。
弟もママを取られまいと必死で抱っこを求めたり。
兄弟でママを取り合うという光景がよく見られます。
さて、ここからは『男の子の子育てって大変!』を、少しでも楽しいに変えるために
男の子の子育てのコツを覚えておきましょう!
子育てのコツ1:男の子の特性を理解しよう
コツ 1 つ目は、男の子の特性を理解するということです。
男の子と女の子では、お腹の中にいる時から脳の構造が違い、
男の子は攻撃性の強い男脳になっていると言われています。
そして、生まれた後に発達する脳は、学習能力のある新脳と呼ばれ、
新脳の発達とともに男脳も成長して、攻撃性や感情がコントロールできるようになるのです。
つまり 小さなうちは落ち着きがなかったり、ひどいダダをこねたりしても、
成長とともに落ち着くというのが男の子の特性なのです。
終わりの見えない子育ては不安を感じたりするものですが、
特性を理解して、いつか終わりが来ると思えるだけでも気持ちが前向きになれますよね。
子育てのコツ2:叱るのではなく「かっこわるい」
男の子の子育てのコツ 2 つ目は「かっこわるい」という言葉を
使ってみるということです。
実は、男の子は叱るよりも「かっこわるい」と言われる方が
ダメージが大きいようです。
お子さんによっても違いますが、多くの男の子は叱ったり、
怒鳴りつけたりしても効き目がなくなってきます。
ママだって、イライラしたり、怒鳴ったりするのは
できれば避けたいことですよね。
そんな時は「かっこわるい」という言葉に変えてみましょう。
男の子は単純ですので「かっこわるい」という言葉に
意外にもショックを受け、心に響くことも。
叱るのではなく、一度試しに「かっこわるい」と伝えてみて下さいね。
子育てのコツ3:褒めてのばす!
先ほども少し言いましたが、男の子は単純です。
褒められると素直に喜び、また褒められることをしようと考えます。
やってはいけない事を男の子のお子さんに伝えるのももちろん大切なことですが、
何か良いところを見つけた時にはたくさん褒めてあげると
お子さんも素直に聞いてくれるようになるでしょう。
子育てのコツ4:心配ではなく信頼!
男の子のお子さんは落ち着きもなく、ママの言うことを
まるで聞いてない事もあります。
それでいて、好奇心旺盛なので、危ない!ということや
ケガなども多く、心配はつきないものです。
でも、心配ばかりしていて、口うるさく言ってしまうのは逆効果です。
特に成長してくると、お子さんには反抗心が芽生えてきます。
男の子は褒めてのばすにつながりますが、心配ばかりするのではなく
時にはお子さんを信頼して、黙って見守ってあげましょう。
子育てのコツ5:兄弟ゲンカは子供同士で解決させよう!
男の子の兄弟では、激しい兄弟ゲンカがたくさんあるでしょう。
兄弟ゲンカでもケガをする程の激しいケンカの場合はママが間に入り
仲裁することが必要ですが、日常のケンカは子供同士で解決させてみましょう。
兄弟でコミュニケーションを取り、お互いが考えることは
他のお子さんと遊ぶ時にも役立つでしょう。
そして、その後の集団生活や社会に出た時にも、自然と
考えることができるようになるでしょう。
子育てのコツ6:競争させてみよう!
男の子の子育てが少しでも楽しくするために、
男の子の特性を活かしてみるというのも 1 つです。
男の子は攻撃性が強く、競争が大好きという特性もあります。
そこで、男の子の兄弟の場合には色々なシーンで競争を
させるというのもおすすめです。
例えば、おもちゃを使った後のお片づけ、ママのお手伝いなどを
どちらが上手にできるか競争!と言うだけで、
片付けなど嫌がっていたお子さんも楽しくお片づけなどをしてくれることも。
そして意外とイライラしてしまうママも多いのが、お風呂上がりのお着替え。
裸のまま駆け回るお子さんをつかまえて、着替えさせるだけで
ヘトヘトになってしまうので、憂鬱というママもいると思います。
そこで、『どっちが早くお着替えできるか!よーいドン!』
で、お子さんが必死に着替え始めたりするんです。
このように男の子の特性を活かすというのも、子育てを楽に
するコツの 1 つです。
イライラ対処法1:優しい男の子だから理解してくれる!無理せず休もう
男の子の子育てを少しでも、楽しく!
…それには、イライラを解消できる方法を考えておくことも大切です。
外遊びなども大好きな男の子の子育ては体力勝負です。
しかし、無理をしてお子さんに付き合っていると
体調を崩したり、疲れが取れずに気持ちも落ち込んだりすることもあります。
気持ちが落ち込めば、イライラしやすくなると悪循環。
そこで、少し疲れたなと感じた時には、お子さんに話をして、
少し休んでみましょう。
男の子はママが大好きで、とても優しい一面もあります。
きっとお子さんにきちんと話をすれば、わかってもらえて
ママのことを心配してくれたりもするでしょう。
無理せずにしっかり休めば疲れもとれ、心も身体も元気になり
お子さんと一緒に遊ぶのが楽しくなりますよ!
イライラ対処法2:パパにSOS!男の子の気持ちを聞いてみよう
ママは性別が違いますので、時々男の子の気持ちや行動が
理解できないということもあるでしょう。
理解できず、どう対応していいかわからずにイライラ
することも時にはあるかもしれません。
そんな時にはパパにSOS を出して、相談してみましょう。
同じ男同士ですので理解できることもあり、対応法が
見つかるかもしれません。
1 人で男の子の子育てをするのではなく、『パパや家族みんなで子育てをする』と考えることで、
モヤモヤした気持ちもイライラも解消されるでしょう。
イライラ対処法3:イライラした時は 6秒間をやり過ごす
イライラしている時には、どうしても感情のままに
お子さんを叱ってしまったりするものです。
そこでイライラした時には、
・6 秒間何も考えない
・6 秒間カウントする
・6 秒間手をグーパーさせる
などして、6 秒間やり過ごしてみてください。
これは、怒りをコントロールする技術『アンガーマネジメント』の考え方で、
6 秒間をやり過ごすことができれば怒り、大きなケンカ、トラブルなどを避けられるのです。
それはお子さんに対するイライラにも効果はあります。
ぜひ、お子さんに感情をぶつけそうになってしまった時には
6 秒間カウントして、心を落ち着けてみましょう。
イライラを忘れることかできますよ。
イライラ対処法4たまには家事の手抜きをしよう
外で働いていないママだって、朝起きてから夜寝るまで
バタバタ忙しいものですよね。
育児の合間に家事をこなすとなると、自分の時間すら
なかなか取れないということもあります。
全部をやらなければならないと考えると、時間に追われ
イライラしてしまうこともあるでしょう。
たまには思い切って家事も手抜きをしちゃいましょう♪
頑張りすぎない、息抜きをすることで、不思議と心も落ち着くものですよ。
まとめ
たしかに男の子は、落ち着きもなく、ジッとしていられず、
特に公共の場ではママも焦って冷や汗をかいてしまうなんてこともよくあります。
そして、男の子の子育ては、体力勝負!
このようなことも、男の子の子育てが大変だと
思わせる原因になっているでしょう。
しかし、これは男の子の特性で、成長するとともに落ち着いて、
『いつか終わりがやってくる』と思うだけで
前向きに男の子の子育てをすることができそうです。
また、男の子を叱る時の言葉を「かっこわるい」などに
工夫することで素直に言うことを聞いてくれるお子さんもいます。
男の子は単純でもありますので、叱るだけじゃなく
褒めて伸ばしてあげましょう。
イライラ対処法もぜひ試してみて下さい。
イライラが解消されると気持ちも晴れやになり、子育てが少し楽に感じられることもあります。
コツやイライラ対処法を活かして
少しでも皆様の子育てが楽しくなりますように♪^^