男の子を育てるのって大変⁉3・4歳の特徴やお悩みの解決方法まとめ

男の子の育児は大変!というのを

耳にしたことありませんか?

 

男の子は3歳、4歳ごろに初めての反抗期を

迎えることがあります。

 

そんな多くのパパママが抱えている

  • 3歳4歳の男の子の特徴
  • 育児の悩み
  • 対処法

などを詳しくご紹介していきます。

男の子と女の子は同じ年齢でもなぜ違うの?

男の子の育児は大変、そう耳にすることも多いと思います。

 

同じ年齢の男の子と女の子でも、

男の子の育児の方が大変と

言われるのには理由があるようです。

 

男の子と女の子では脳の仕組みが違う

女の子の脳は、感じる領域である右脳と、

言葉の領域である左脳が

しっかり連携されています。

 

 

しかし、男の子の脳では右脳と左脳の

連携が少ないと言われています。

 

 

例えば大人の女性の場合、感じたことをすぐ言葉にできるため、

何時間でもおしゃべりを楽しむことができます。

 

それに比べて、男性は言葉も少ないことが多くなります。

 

 

また、複数のことを同時に考えられるのが、女性の脳です。

 

電話をしながら、ネイルを塗ったり、

メールを打ったり。

 

仕事中に家族のことや、今日の夕飯の献立はどうしよう、

などふと思い出したりします。

 

 

一方男性は、1つのことにしか考えられないため、

仕事中なども家族のことなど思い返す男性は少ないと言います。

 

それぞれ得意な事が違う

感情と理論が連携しない男性の脳では、

物事を考える時に感情を交える事なく、

冷静に考える事ができます。

 

また、細かい違いなどに気づくことは苦手ですが、

物事を広い視野で見る事ができます。

 

 

一方で、女性は細かい違いなどを見る

洞察力に優れています。

 

男性と女性では脳の仕組みが違うことから、

それぞれ考え方などにも違いがあるのです。

 

男の子と女の子は小さくても違いがある

女の子は言葉も上手に話す事ができるので、

大人も顔負けの発言をすることもあります。

 

大人の顔色をうかがい、空気を読むこともできるため

叱られる前に危険を回避することもできます。

 

お絵かきやおままごとなどの遊びが大好き。

 

 

一方男の子は、小学生にあがる頃でも

  • おしゃべりは子どもらしい
  • 純粋で単純

といったイメージがあります。

 

 

コレと決めたら、叱られるとわかっていても、

貫き通すような頑固な一面があります。

 

男の子はジッとしているのが苦手で、

公園などで駆け回ったり、木登りなど様々な場所を活かして

遊ぶことが得意です。

 

 

3歳の男の子の特徴

男の子と女の子はそれぞれ脳の仕組みが違うことから、

考え方や遊び方が違います。

 

また、年齢によっても特徴が出てきますので、その特徴を

見ていきましょう。

 

まずは3歳の男の子の特徴です。

 

物事への関心が深まり理解力が増す

3歳になると好奇心が増してきますので、

様々な物事への関心が深まります。

 

そして、3歳になると、言葉などの理解力も増しますので、

大人が話していることも理解できるようになります。

 

相手の気持ちを考えられるようになる

3歳になると少しずつ相手の気持ちを考えられる

ようになってきます。

 

 

例えば、おもちゃを貸してあげる事ができなければ

相手がどんな気持ちになるかな?と

一緒に考える事ができるようになってきます。

 

細かい動作が上手になる

身体も発達してきますので、細かい動作が上手になります。

 

指先を器用に使う事ができるようになってきますので、

折り紙を折ったり、上手にシールなどを剥がして

貼ったりすることもできるようになってきます。

 

遊びの幅が広がってくる時期にもなります。

 

自分のことは自分でやるようになる

自分のことを自分でやるようになってきます。

 

お着替えや歯磨き、トイレなど自分のことは

自分でやりたいという気持ちが芽生えてきます。

 

手伝おうとすると、「自分でやる」と怒ったりすることも。

 

自分の欲求を無理にでも通そうとする

自分のやりたいという欲求を無理にでも通そうとする

こともあります。

 

それまではママの言うことを聞いて遊びを中断したり

することもできましたが、

自分がやりたければ遊びをやめない

などの様子も出てくるでしょう。

 

わざと反対のことをする

男の子にはよく見られる行動の1つに、

わざと反対のことをするということがあります。

 

3歳頃からこういった行動が見られるようになります。

 

 

ママが言ったことの反対のことをしたり、

お友達と仲良くしたいのに意地悪を言ってしまったり。

 

これは小さいうちだけでなく、小学生などになっても見られる

男の子の特徴です。

 

 

4歳の男の子の特徴

続いて4歳の男の子の特徴をみていきましょう。

 

人の気持ちがわかるようになる

3歳頃から相手の気持ちを徐々に考えるようになってきますが、

4歳になると、より人の気持ちがわかるようになります。

 

保育園や幼稚園などに通い始めることもあり、

お友達と過ごす機会も増えていきます。

 

 

徐々に自分だけのルールで遊ぶのではなく、

お友達とルールを守って遊ぶということができるようになります。

 

現実と空想の区別がつくようになる

4歳になると現実と空想の区別がつくようになってきます。

 

 

本やテレビなどを見ていても、小さいうちはそれが現実であるか、

空想の世界のことであるかわからないことがあります。

 

しかし、4歳になると現実と、本やテレビなどのできごとである

ことを認識しながら、お話を聞いたりテレビを見たりするように

なります。

 

友達とコミュニケーションが取れる

4歳になると、お話もずいぶんと上手になりますし、

相手のことを考えられるようになります。

 

そして、保育園や幼稚園などの集団生活なども始まることから

お友達と関わる機会が多くなります。

 

 

そのため、自分で考えてお友達と遊んだり、

ケンカをしてもごめんねと謝ることができるようになり、

小さな月齢の頃から比べるとお友達と上手に遊べるようになってきます。

 

言葉で説明すれば理解ができる

4歳になると、言葉の理解力はグンとアップします。

 

そのため、ある程度のことは言葉で説明をしてあげるだけでも

理解できるようになります。

 

 

例えば、お友達とケンカをしてしまったなどの時にも

謝らなければならないことなどをしっかり教えてあげれば、

お子さんも理解してくれるでしょう。

 

 

3歳・4歳の男の子に教えてあげたい習慣は?

3歳、4歳になると様々なことを理解できるようになります。

 

理解できるようになったからこそ、

しっかりと教えてあげたい習慣

ありますので、ご紹介します。

 

公共の場でのルール

3歳、4歳ともなると1人で歩くことにも慣れてきて、

外出となると外を自由に歩き回ったり、駆けまわったりします。

 

特に男の子の場合は、好奇心や冒険心が旺盛ですので、

気持ちのままに

動き回ってしまうことが多くあります。

 

 

しかし、外出先では様々な危険などもありますし、

周りの人に迷惑をかけないようしっかりと話して聞かせることは大切です。

 

交通ルール

信号の見方、横断歩道の渡り方などの交通ルール

教えてあげることは大切です。

 

お子さんが自由に動き回って、道路などを飛び出してしまえば、

交通事故などに遭う危険性があります。

 

 

交通ルールについては、話して聞かせてあげることも大切ですが、

実際に保護者の方が手をつないで歩き、信号を見ながら横断歩道を

渡るなど一緒に経験するという機会を作ると

お子さんも覚えやすいでしょう。

 

 

スーパーや公共の乗り物でのルール

買い物などにスーパーに行ったり、電車やバスなどの公共の

乗り物に乗る時など、

自分たち以外の大勢の人がいる場所でのルール

教えてあげることも大切です。

 

 

例えば、

  • スーパーなどでは周りの人に迷惑にならないよう走り回ったりしない
  • 電車やバスなどに乗る時に大きな声を出したりしない

 

やっていいこと、悪いことをしっかり教えてあげるべきです。

 

 

うるさい、ダメという言葉で叱るのではなく、

なぜ、走り回ってはいけないのか、

大きな声を出してはいけないのかなどの

理由を理解できるように説明してあげると良いでしょう。

 

食事のマナー

食事のマナーではまず「いただきます」「ごちそうさまでした」などの

挨拶ができるようになると良いでしょう。

 

これも、保護者の方が挨拶をして見せてあげることが大切です。

 

 

そして、じっとしていることが苦手な男の子ですから、

落ち着いて座って食事をすることができなかったり、

遊び出してしまうこともあるでしょう。

 

 

しかし、食事に集中することはとても大切なことです。

 

食事をする時には、

  • 家族そろって楽しい会話をしながらご飯を食べる
  • おいしいと言って笑い合えるような時間にする

ことで、お子さんも食事に集中することができるようになるでしょう。

 

 

嫌いな物があると、どうしても食事が

中断してしまいがちです。

 

少しずつ苦手な野菜などを食べられるようになるよう、

調理の仕方など工夫してみると良いでしょう。

 

あまり無理に食べさせてしまうと、食事の時間が

楽しくなくなってしまうため、

無理なく食べることなく徐々に慣れさせてあげましょう。

 

手洗いやうがいなどの衛生的な習慣

3歳、4歳になると外で遊ぶ機会というのも多くなります。

 

そのため、帰宅後に手洗いやうがいなどの習慣

しっかり付けるようにしましょう。

 

 

また保育園や幼稚園などの集団生活になると、

様々なウイルスなどにも感染しやすくなります。

 

病気などをできるだけ予防するためにも、

手洗いやうがいは大切です。

 

 

また

  • 歯磨きや
  • 爪切り
  • お風呂
  • ごみを捨てる

 

などの習慣も合わせて身につけておきたいものです。

 

 

このような習慣を身につけるには、なかなか言うことを

聞いてくれない男の子にパパママは

イライラしてしまうこともあるかもしれません。

 

細かく注意していると、パパママもイライラしてしまい、

男の子のお子さんの場合はやる気がなくなってしまうこともあります。

 

 

少しくらい雑でも構わないくらいの、おおらかな気持ちで見守って

あげると良いでしょう。

 

生活リズム

保育園や幼稚園などの集団生活が始まると、

今まで自由に過ごしていた生活が一変します。

 

登園する時間などは決まっていますので、通園時間に合わせた生活

リズムを整えるようにしましょう。

 

 

毎日決まった時間に起きる習慣をつけ、起きる時間も早くするために

夜は寝る時間を早めなければなりません。

 

早寝早起きはお子さんが保育園や幼稚園に元気に通うための

基本になる習慣です。

 

 

早く寝るためには、日中に公園など外で元気に遊んだり、

昼寝の時間は夜寝る時間に影響しないようにしなければなりません。

 

食事、昼寝、お風呂の時間など時間を決めて、

規則正しい生活をするよう心がけましょう。

 

 

保護者の生活リズムではなく、お子さんに合わせた

生活リズムを整えることが大切です。

 

 

3歳・4歳の男の子のしつけ・叱り方のポイント

3歳、4歳の男の子のしつけや叱り方のポイントをご紹介します。

 

最初の反抗期を迎える時期にもなりますので、

ただ叱ったりするだけではお子さんには何が大切で、

何が悪いのかなどが伝わりません。

 

 

お子さんの様子を見ながら、話の仕方などを

工夫していきましょう。

 

我慢も必要!我慢の心を育てる

男の子、女の子に関わらず、お子さんにとって我慢することは、

苦手なことで難しいことかもしれません。

 

しかし、3歳、4歳になると感情をコントロールすることも

できるようになってくる時期ですので、

我慢の心を育てられる時期でもあります。

 

 

しかし、例えば欲しいものがある場合に、ただ「我慢しなさい」と

言って聞かせても、お子さんにとっては苦痛でしかありません。

 

「誕生日に買ってあげるね」「お手伝いを頑張ったら買ってあげるね」

などお子さんも納得して我慢ができるような工夫をしてあげましょう。

 

約束を守ることの大切さを教える

約束を守るということは、大人、子どもに関係なく、人間関係を

築く上ではとても大切なことになります。

 

約束を守ることは、お子さんにとってお友達との関係を円滑にするだけでなく、

集団生活をする上で、お子さん本人が困るという状況を減らすことに繋がります。

 

 

お子さんに約束を守ることは大切なのだという話をしても、

理解することができないでしょう。

 

そこで、日常的な小さな約束事を守るということから始めてみましょう。

 

 

外から帰ってきたら手を洗おう、食事の時にはいただきますなどの挨拶を

しようなど簡単な約束から始めてみましょう。

 

そして、お子さんが約束を守ることが大切と理解するためには、

まず保護者の方が約束を守ってあげることが重要です。

 

約束を守ることは良いこと、という気持ちを

育ててあげられると良いですね。

 

何でもやりたい!お手伝いをさせる

何でもやりたい3歳、4歳のお子さんは、実は

お手伝いするということにも興味津々なのです。

 

そんな時期を利用して、お手伝いをするということを

身に着けるのも良いでしょう。

 

 

お子さんは3歳、4歳と小さいながらも、

  • お手伝いをすることで責任感を持つようになる
  • やり遂げるということで達成感を感じる

こともできます。

 

パパママから頼られることや、ありがとうという

気持ちを嬉しく思うでしょう。

 

 

これらが自信につながっていきますので、

ぜひお手伝いをさせてあげましょう。

 

 

時にパパママにとっては、めんどうだと

思うこともあるかもしれません。

 

しかし、お手伝いをしたいという時は、

自分が成長している、成長している姿を見てもらいたいと

お子さんが無意識に感じている時期でもあります。

 

 

少しめんどうだと感じても、できることを

お手伝いしてもらいましょう。

 

やりたくないと思っている時に、

無理にお手伝いを頼むのは逆効果になります。

 

やる気もなくなってしまいますし、

自主的にお手伝いをしようとする気持ちが

減ってしまいます。

 

まわりくどい抽象的な叱り方はNG

男の子を叱る時には、まわりくどい言い方をするのはNGです。

 

理解できないことをくどくど言われてしまうと、

お子さんは聞く耳を持たなくなってしまいます。

 

 

何がいけなかったのか端的に叱るのが良いでしょう。

 

 

時間をかけてダラダラ怒っても、お子さんは何を注意されているのか

わからなくなってしまいます。

 

プライドを傷つけない叱り方をする

3歳、4歳の男の子は人前でも叱られてしまうようなことを

してしまうことがあります。

 

人前で叱るというのは、お子さんにとっても、パパママにとっても

恥ずかしいと思うことかもしれません。

 

 

しかし、家に帰った後で「あの時なぜあんなことをしたの?」と叱っても

何について叱られているのかわからなくなってしまいますし、

時間が経てば経つほど、わからなくなるものです。

 

 

叱る時には、その場で叱るということも大切です。

 

 

男の子の場合は、人前で怒られると

プライドが傷ついてしまったりします。

 

そのため、その場から少し離れた人の少ないところで叱ると

お子さんのプライドを傷つけてしまうということもありません。

 

なぜやったか理由まで聞く

3歳、4歳の男の子は叱られるようなことをたくさん

してしまいがちですが

中には叱られるような行動をした理由があります。

 

もしかしたら、相手に何か嫌なことをされて、

やってしまった可能性も。

 

 

そういった時に理由も聞かずに叱ってしまうと、

ますます反抗的な態度をとることもありますので、

必ず理由を聞いてみましょう。

 

例えば、相手に何か嫌なことをされたから叩いてしまった場合、

嫌なことをされたことに関しては、

『それは嫌だったね』と共感してあげましょう

 

共感した後で、叩いてしまったことに対して、お友達に手を

あげるようなことはしてはいけないと教えてあげると良いでしょう。

 

苛立ちにまかせて叱るのはNG

3歳、4歳の反抗期を迎えた男の子は、大人がイライラしてしまう原因と

なるようなこともたくさんあります。

 

パパママが疲れている時や、忙しい時など心に余裕がない時には

感情に任せてお子さんのことを叱ってしまうこともあるのでは

ないでしょうか。

 

 

しかし、イライラした時に感情に任せて叱るのはNGです。

 

ちゃんと理由などを説明しながら、叱るようにしましょう。

 

お子さんの目線に合わせて話をする

反抗期でもある3歳、4歳のお子さんは上からの目線で言われると

心を閉ざしてしまうこともあります。

 

そのため、大人により反抗的な態度をとってしまうこともあります。

 

 

お子さんと同じ目線に立って話しかけてあげることも大切です。

 

 

目線やスピードなどは常にお子さんに合わせて、

お子さんの気持ちを引き出してあげるようにしましょう。

 

時には見守ることも大切

自分のお子さんだからこそ、ついつい過剰に

声をかけてしまうこともあるでしょう。

 

危険かもしれないという時には手を出したくなるものですが、

お子さん自身で危険なこと、そうでないことを

見分ける力をつけることも大切です。

 

 

また、まだ起きていないことに対して注意されるというのは

お子さんにとっては、面白くないことです。

 

周りのお子さんに迷惑をかける、傷つけてしまうということ以外は、

すぐに手を出さずに、お子さんの成長を見守ってあげることも大切です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

男の子を育てるのは根気がいると言いますが、

男の子は単純で純粋なところもありますし、

パパママが大好きな甘えん坊です。

 

ぜひ気楽に構えて、育児を楽しんで下さいね!