子どものおやつはいつからどんなものあげたら良い?選び方や適切量をご紹介♪

初めての育児となると、どの位の年齢から、どんなおやつを

あげるのか迷ってしまいますよね。

 

また、1度にどのくらいの量を食べさせて

いいのかも悩むところです。

 

そこで今回は、

  • いつごろからおやつをあげたらいいのか
  • どのくらいおやつを食べるのが良いのか
  • おやつ選びのコツ

などをご紹介します。

子どものおやつって必要なの?

初めての育児では、戸惑うことや悩むことが多くありますね。

 

そんな悩みの中の1つがおやつ。

 

そもそも、子どもにおやつが必要なのか、

栄養の与えすぎになるんじゃないかと

疑問に思うパパママも多いのではないでしょうか。

 

しかし、結論から言って子どもにおやつは必要なんです。

 

その理由を詳しく見ていきましょう。

 

必要な栄養素や水分を補給する

大人にとっては間食となるおやつですが、子どもにとっては

発育や発達に欠かせない食事の一部なのです。

 

 

身体が小さなお子さんは、1度にたくさんの食事を

食べることができないため、

栄養素や水分など十分に補給することが

できないことがあります。

 

必要な栄養素や水分を補給するためには、食事を4〜5回に

することが必要となります。

 

 

お子さんにおやつをあげるのはあまり良くない

イメージもあるかもしれませんが、

お子さんにとっておやつは第四の食事と呼べるほど

重要になるというわけです。

 

おやつはリフレッシュ、気分転換になる

おやつは、お子さんの栄養素や水分の補給をするための捕食、

第4の食事として必要なものです。

 

特に1〜2歳のお子さんのおやつは、捕食としての役割が

大きくなります。

 

3〜5歳のお子さんにとってのおやつは、1日の生活の中での

気分転換としての役割も果たしています。

 

 

朝から全力で動き回っている子どもにとって、

おやつの時間はエネルギー補給の大切な時間でもあり、

大好きなおやつを食べることで、気分転換できる時間にもなるのです。

 

また、楽しくおしゃべりなどをしながらおやつを食べれば

親子のコミュニケーションの時間にもなります。

 

 

子どものおやつはいつ食べさせるのがいいの?

おやつを食べることで朝昼晩3回の食事の量が

減ってしまうなどの影響があっては、意味がありませんよね。

 

ですので、朝昼晩の3食の食事に1〜2回のおやつ

というイメージを持って、おやつをあげるようにしましょう。

 

つまり、おやつは次の食事までに2〜3時間の時間が空く

ようなタイミングで時間を決めましょう。

 

 

ダラダラとおやつを食べ続けるということがないように、

しっかり時間を決めることがポイントです。

 

さらには、テレビを食べながら、ゲームをしながら、

遊びながらおやつを食べるという習慣はつけないように

注意することも大切です。

 

おやつは1日1回が一般的

0〜6歳のお子さんを持つパパママのアンケートでは、

約9割の方が毎日お子さんにおやつをあげると回答しています。

 

 

  • 1日1回は48%
  • 1日2回が38%
  • 1日3回が5%

と、1日1回が最も多くなっています。

 

ほとんどのご家庭でおやつはお子さんにとって、身近な存在と

なっているのです。

 

おやつの時間は昼食から夕食の間が一般的

0〜6歳のお子さんを持つパパママのアンケートでは、

昼食と夕食の間におやつをあげるという方が最も多く、

全体の約91%という結果が見られます。

 

 

一般的におやつの時間と言われている15時にあげるという方が

多いのです。

 

約30%の方が朝食と昼食の間と回答しています。

 

未就学児のお子さんがいる場合は、家や外出先などでおやつを

食べるという方も多くなります。

 

 

子どものおやつはどのくらいが適量なの?

子どものおやつは、朝昼晩の3回の食事では補うことができない

栄養素や水分を補給しなければなりません。

 

しかし、次の食事の量が減るなどの影響がないようにおやつを

食べさせなければなりませんので、

おやつの量は考えなければなりません。

 

 

おやつは、1日に子どもが必要なエネルギー量の10〜20%

目安としてあげると良いでしょう。

 

  • 1〜2歳:100〜200kcal
  • 3〜5歳:130〜260kcal

 

 

例えば、

  • バナナ半分 牛乳100mlで約130kcal
  • ミニあんぱん1個 みかんゼリー1個 麦茶1杯で約230kcal

となります。

 

 

お子さんの年齢によって必要な栄養素の量は違いますので、

年齢に合った量のおやつをあげるようにして下さい。

 

 

子どものおやつ!どのようなものをあげている?

お子さんのおやつは、1〜2歳は栄養や水分の補給という役割が

大きくなるため、できれば栄養を考えたおやつをあげたいものです。

 

しかし、実際にはお子さんにどのようなお菓子をあげているのか

気になりますよね。

 

 

0〜6歳のお子さんを持つパパママのアンケートでは

  • 市販のお菓子:69%
  • くだもの:57%
  • ベビー用お菓子:52%
  • パン:41%
  • 手作りお菓子:38%
  • おにぎり:20%

という結果が出ています。

 

 

市販のお菓子をおやつにあげているという方も多い中で、

くだものをあげている方も多くいます。

 

 

市販のお菓子ですと、糖分など健康面で心配なこともあります。

 

くだものであれば、切る、剥くなど手軽にあげられ、

ビタミンなどの栄養素や水分も補給することができ、

年齢の小さなお子さんでも

安心して食べさせることもでき人気があります。

 

市販のお菓子デビューは1歳を過ぎたら

0〜6歳のお子さんを持つパパママへのアンケートでは

市販のお菓子デビューは、

  • 1〜2歳:52%
  • 2〜3歳:30%と

 

1〜2歳の間にデビューする子が多くなっています。

 

2歳を過ぎると約80%のお子さんが市販のお菓子デビューという結果に。

 

 

しかし、市販のお菓子も食べ過ぎはもちろんよくありません

 

飴なら1日1個まで、ジュースを飲んだらお菓子を我慢するなどの

ルールを決めて食べられると良いでしょう。

 

おやつの理想はエネルギー源となるもの

特に1〜2歳のうちは、栄養素の補給がメインとなりますので

エネルギー源となるものを選んであげると良いでしょう。

 

  • おにぎり、焼きおにぎり
  • ミニパン、ロールパン
  • イモ類
  • 蒸しパン、カステラ、ホットケーキ
  • クラッカー、クッキー、おせんべい
  • 牛乳、ヨーグルト、チーズ
  • 小魚

 

これらはお子さんのおやつとしておすすめです。

 

 

市販のおやつはどんなことに気をつけて選ぶべき?

お子さんのおやつは、栄養のあるものを選ぶことが理想的です。

 

しかし、実際のアンケートなどを見ても、市販のお菓子などを

おやつに食べているというお子さんもたくさんいます。

 

毎日お菓子を手作りするというのも大変です。

 

そこで、市販のお菓子を選ぶ時にどのようなことに気をつけて

選んでいるのかみていきましょう。

 

栄養があるお菓子を選ぶ

市販のお菓子の中でも、お子さんに必要な栄養素が含まれたお菓子が

たくさんあります。

 

市販のお菓子を選ぶ時には、お子さんの成長に必要な栄養素が

含まれたお菓子を選んでいるという声が多く聞かれます。

 

特にビタミンやカルシウムが入ったお菓子が人気です。

 

 

野菜が苦手なお子さんなら、ビタミンなどが不足しがちです。

 

そこで、お菓子からでも摂取して欲しいと、野菜を使ったお菓子を

選ぶという方も。

 

 

また、カルシウムなどは小魚やヨーグルトなどから摂取したり、

カルシウム入りのお菓子を選ぶようにしているという声も多くあります。

 

お子さんの健康のためには、必要な栄養素が

含まれているかみてみましょう。

 

甘すぎないお菓子

お子さんのお菓子といっても種類は豊富で、

チョコレートのように甘みの強いお菓子もたくさんあります。

 

 

しかし、小さな頃から甘みの強いお菓子などを

食べすぎると味覚が育ちにくくなるという考え方もあります。

 

 

特に1〜3歳と小さなうちは、食事なども薄味が基本ですよね。

 

市販のお菓子も、チョコレートなどは避け、できるだけ

優しい甘みのお菓子を選ぶ方が多くなります。

 

砂糖不使用となっているお菓子を選んだり、甘みを野菜や果物から

摂ったお菓子などを選んだりする方も多くいます。

 

 

また、甘くないおやつの定番と言えばおせんべい。

 

おせんべいは、生後6ヶ月位から食べられるおせんべいもあります。

 

もちろん、月齢の小さなお子さんが食べても安心の食材などを

使っていますので、安心して食べさせることができます。

 

着色料や添加物の少ないお菓子

市販のお菓子を買う時には、何よりも使われている原材料を

確認しているというパパママも多くいます。

 

 

特にチェックしているのが、合成着色料や添加物が入っていないか。

 

 

着色料が入っているお菓子というのはたくさんあり、

中にはお子さんの健康に影響のない安全なものも多くあります。

 

しかし、中には発がん性のある着色料などが使われている

場合もありますので、しっかりとチェックしたいものです。

 

 

添加物は、お子さんの腸内環境に悪影響を与えるような

ものもありますので、注意しなければなりません。

 

無添加のお菓子や、トランス脂肪酸などが入っていないお菓子を選ぶと

安心して食べさせることができるでしょう。

 

アレルゲンの含まれていないお菓子

お子さんの食生活で心配なのがアレルギーです。

 

アレルギー反応が出るような食べ物を初めて食べさせる時には、慎重に

少しずつ食べさせるようにしましょう。

 

 

初めて口にするような食材が入っていないか、成分表などを

確認することも大切です。

 

 

また、材料に含まれていなくても、製造過程で

ごく微量が入り込んでしまうことがあります。

 

そのような時には、注意書きがありますので、

見落とさないようにしましょう。

 

 

すでにアレルギーを発症しているお子さんも、

もちろん注意が必要です。

 

取り返しのつかないことにならないよう、事前にしっかりと

チェックしてあげましょう。

 

個別に包装されたお菓子

お子さんはお菓子が大好きですので、パパママがちょっと

目を離したすきに全部食べてしまったなんてことも。

 

個別包装であれば、あげる量なども守りやすいですし、

パパママもおやつの量を管理することができます。

 

 

また、お友達とシェアして食べる場合にも、

清潔な状態で渡すことができますので、

個別包装のお菓子もおすすめです。

 

こぼれにくいお菓子

お子さんのお菓子は、家でおやつとして食べることもありますし、

外出先などで食べるという機会もあると思います。

 

特に外出先などでこぼしやすいお菓子を持っていると、他の方に

迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

 

 

そのため、お子さんが食べやすく、

1人で上手に食べられるお菓子を与えると良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

子どもにとっては、おやつは大切な食事の一部

だということがわかりましたね。

 

ぜひ、栄養素や成分などを確認して、

安心できるおやつを食べさせてあげて下さいね。