冬になるとこたつでみかんを食べるという方も多くいらっしゃるかと思います。
スーパーでも冬の時期はみかんを箱買いする方を多く見かけます。
そこで皆さんは、みかんの皮をむいて食べますか?それとも皮ごと食べますか?
皮をむいて食べるという方がほとんどかと思いますが、実はみかんの皮には嬉しい効果があるのです!
今回は、みかんの皮に含まれている成分の効果や、みかんの皮が柔らかくなっているときの状態についてご紹介します。
みかんの皮に含まれる成分にはこんな嬉しい効果が!?
野菜や果物で、皮の方が栄養が多いというのはテレビやネットでよく目にしますが、みかんも当てはまり、皮の部分に栄養が多く含まれています。
皮に含まれる栄養素は、
・ビタミンCが実の約3倍
・ペクチンは約4倍
・ビタミンPは約10倍
などといわれています。
栄養素を並べられても、どんな効果があるかわからないという方のために、これらの栄養素がもたらしてくれることをご紹介します。
豊富なビタミンCで風邪の予防に!
ビタミンCは免疫力を高めてくれるので、風邪の予防に大変役立ちます。
また、胃の調子を活発にしてくれますし、消化吸収も良いので、ミカンの皮は食欲がないときにもおすすめです。
みかんの皮には美肌効果やダイエット効果も♪
皆さんの中にも経験したことがある方が多いかと思うのですが、ミカンをたくさん食べると手のひらが赤くなることがあります。
このみかんに含まれる色素「βクリプトキサンチン」には、骨粗鬆症予防や免疫力を高める効果や、美肌効果などがあることがわかっています。
漢方では、みかんの皮を乾燥させたものは陳皮、生のものは橘皮と呼ばれる生薬なのです。
みかんの皮が持つ様々な効果のうち、近年特に注目されているのは、ダイエットやメタボリックシンドロームの予防に効果があると言われている成分です。
ダイエット効果を期待するのであれば、みかんの皮茶がおすすめです。
みかんの皮茶を飲むタイミングは、油ものの料理を食べる前がベストといわれています。
食前に1杯飲んでおくことで、みかんの皮が持つ優れた成分が効率よく使われて、脂肪分の吸収を緩やかに抑えることができます。
そのままで食べるのには抵抗があるという方は、皮茶や砂糖漬け、ジャムや漬け物など加工すると食べやすいですよ。
皮まで食べるときの注意点として、やはり農薬の危険がありますので国産のみかんを選んでくださいね。
要注意!みかんの皮がプヨプヨ!柔らかいのはヤバい!?真相は!?
みかんをしばらく放置していたら、皮がプヨプヨになっていた、ということはありませんか?
少し柔らかいくらいならば甘くて食べ頃ですが、プヨプヨしていたら不安になりますよね。
みかんは腐っていると、表面にカビが生えたり、ジュクジュクしてきたりするのが特徴です。
また、新鮮なみかんは表面がつやつやしているのですが、腐ってくるとつやがなくなり、薄く透明になってくるので、大丈夫かなと心配になったときは表面をよく見てください。
私はみかんを買ってから時間が経ってしまったとき、みかんを少し強めに押してみて、感触が柔らかすぎたり、表面が水っぽい感じがしたりということがあれば食べないようにしています。
表面の次に臭いを確認します。
みかんが腐ってくるとやはり異臭がします。
柑橘系の臭いがしなくなったら、感触などに注意して確認するとよいでしょう。
まとめ
今回は、ミカンの皮に含まれている成分の嬉しい効果やミカンの皮が柔らかくなっているときの状態についてご紹介しました。
風邪対策やダイエット効果など、ミカンの皮には体に嬉しい成分がたくさん含まれているのですね♪
冬は寒くなり風邪を引いてしまうことが多いので、家族でミカンを食べて免疫力を高めていきましょう。
陳皮を常備したり、食材として使ったりと、ミカンの皮を上手に取り入れていきたいですね♪