エアコン代が高くなるから、できるだけ
今年の夏はエアコンなしで過ごしてみよう!
と節電を心に決めるも、猛暑日が続くと
中々全くエアコンをつけない!というのは
暑さに耐えるのもキツイですし、
熱中症の危険もあり、むずかしいですよね^^;
そこで今回は
- エアコンを使わずに涼しく過ごすコツ4選
- エアコンを使っても使わなくてもメリットはある
- エアコンのつけっぱなしが節電になる理由
- エアコンを使う場合の節約術
をご紹介します。
目次
エアコンなしでも快適に涼しく過ごす方法4つ
エアコンを使わずに涼しくなれる方法をみてみましょう。
熱中症対策を優先したい場合は
これだけでは不十分ですので、
エアコンと併用することを試してみて下さい。
保冷剤を活用する
エアコンを使わずに身体を冷やす方法に、
保冷剤を使ったアイデアがあります。
ケーキやアイスなどを買った時についてくる
小さな保冷剤ですと、
身体を冷やすのにもちょうどいい大きさです。
使い方は簡単です。
- 保冷剤にタオルやハンカチなどを巻く
- その保冷剤でワキの下や首の左右などに巻きつける
これだけで、身体が涼しく感じられます。
ワキの下や首には太い静脈がありますので、
この部分を冷やすことで血液が冷たくなり、
その血液が身体を流れるため、身体が冷えるのです。
家にいる時でも、保冷剤で身体を冷やせば、
エアコンの温度を下げなくても
充分涼しいと感じられます。
また、外出する時にベビーカーやチャイルドシートを使うと、
お子さんが暑さですごい汗をかいていることがありますよね。
ベビーカーやチャイルドシートを使う時にも、
この部分を冷やしてあげると汗が出にくくなりますよ。
保冷材は100円ショップでも売られていますので
チェックしてみてくださいね。
体温を下げる食べ物で涼しく
食べ物の中には、体温を下げてくれるというものもあります。
- スイカ
- キュウリ
- 冬瓜(とうがん)
これらのウリ科の食べ物には、
体温を下げてくれる効果があると言われています。
スイカやキュウリなどは夏になると
スーパーなどに多く並んでいますので
入手しやすいですよね。
特に冬瓜は、
- 利尿作用
- むくみ防止
- 夏バテ防止
などに、効果があると言われています。
他にも、
- トマト
- とうもろこし
- ナス
- バナナ
- パイナップル
- メロン
など、夏野菜と呼ばれる夏に旬を迎える野菜や、
南国原産の果物なども体温を下げると言われています。
旬の野菜や果物ですので、美味しく食べて
暑さを乗り切ることができるのは嬉しいですね!
打ち水で涼しく
日本には、古くから行われている
様々な風習があります。
その1つが打ち水です。
朝や夕方などに行われることが多く、
水を巻き、巻いた水が蒸発することで
空気中の熱を奪い、気温が少し下がるのです。
最近では、この打ち水が見直されています。
政府などでも推奨していて、日本の各地で
打ち水のイベントなども行われています。
水道水などを使うのも良いですが、
お風呂の残り湯などを
使って行うと経済的です。
朝夕の涼しい時間帯に行うというのもポイントです。
青系インテリアで目から涼しく
暑い夏には、インテリアで視覚から
涼しく感じるというのも1つの方法です。
実は青系の色は、赤系などの色に比べると
その色を見た時に3℃前後も涼しく感じられると言います。
面積が大きくなればなるほど、
その効果を感じることができます。
夏にはカーテンやソファーのカバーなどを青系の色に
模様替えしてみるのもおすすめです。
また、青系の絵やポスターなどを
貼ってみるのも良いでしょう。
感覚的な効果ではありますが、ぜひ試してみて下さい。
夏にエアコンを使わない事のメリットと使うメリット
家電の消費電力は春、秋などの時期というのは
冷蔵庫やテレビなどの家電が占めていますが、
エアコンを使う夏・冬などの時期は、
ダントツでエアコンが消費電力1位となります。
特に暑さが厳しくなる8月は、
電気代は平均で1万円を超えると
言われています。
そのため、エアコンを使わないことで
毎月の電力が抑えられるという
大きなメリットがあります。
その反面、地球温暖化の影響もあって
夏の暑さは年々厳しくなっており、
過去30年と比べても気温が35度を超える猛暑日が
約3倍近く増えています。
更にここ数年では、電気代を気にして気温が暑い日でも
エアコンをつけずに過ごすことで、
家の中で熱中症にかかる人も増えています。
そのため、エアコンを上手に使うことで
熱中症を防ぐことができるメリットがあります。
とはいえエアコンを使いすぎると身体が冷え、
健康面では心配なことも。
そこで、エアコンだけでなく、
様々な工夫をすることが、
身体にとっても電気代を節約するということでも
大切になってきます。
エアコンつけっぱなしが節約になるのはなぜ?使う時のポイントは?
エアコンを使う場合、小まめに
つけたり切ったりするのではなく
つけっぱなしにしていた方が節約になる
というのはなぜなんでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
温度差があると余計な電力がかかる
エアコンを1日中つけっぱなしにしていると
電気代が高くなる…
そんなイメージをお持ちの方が多いと思います。
ですが実は、エアコンは
温度差が激しい時に一番消費電力がかかるんです!
部屋の温度が上がったのでエアコンを入れる
↓
部屋が冷えたのでエアコンを消す
↓
部屋の温度が上がったのでエアコンを入れる
…というのを繰り返していると、
エアコンをつけている時と消した時の
温度差が大きくなるため、電気代が
高くなってしまうリスクがあります。
ですので、こまめにつけたり消したりするよりも
ずっと稼働させて一定の温度を
キープしていた方が省電力となるのです。
流石に24時間つけっぱなしはNG
エアコンは一定温度をキープさせた方が
電気代も節約することができますが、
さすがに24時間つけっぱなしでは
電気代も高くついてしまいます。
ある実験では、日中にエアコンをつけたり消したりした時と
つけっぱなしにした時には、
つけっぱなしにしていた方が消費電力が
若干低くなったという結果が出ています。
夜の場合は、逆にこまめにつけたり消したりする方が
消費電力が低くなります。
この実験からは、日中は35分の外出でエアコンを消した方が良く、
夜の場合は、18分の外出で消した方が良いと言われています。
その日の生活に合わせて使い分けよう
エアコンは、場合によってつけっぱなしの方が
電気代が安くなることもあり、その逆もあります。
日中家にいることが少ないご家庭は、
もちろんエアコンをオフするべきです。
しかし、熱中症などにもなりやすい
小さなお子さんがいるご家庭では、
一定の温度をキープするためにも
つけっぱなしにした方が省電力となるでしょう。
その時の生活に合わせて、エアコンを
使い分けるとうまく節電、
節約することができるでしょう。
夏のエアコン代の節電ポイント
暑い日は熱中症にならないためにも、
エアコンを使った方が良いでしょう。
そして、エアコンの使い方で
電気代というのは変わってきます。
電気代を節約するためにも、
上手な使い方をしましょう。
フィルターは清潔に
まずは、エアコンのフィルターは清潔にしておきましょう。
見た目には汚れていないようでも、
カビやホコリなどの汚れが
ついていることが多くあります。
フィルターのカビやホコリなどの汚れは、
エアコンをつけた時の
嫌な臭いの原因となります。
それだけでなく、フィルターが汚れていると
エアコンの効きが弱くなってしまうのです。
エアコンの効きが悪いと
部屋が十分に冷えないこともあり、
設定温度を下げることになります。
設定温度を1度下げるだけで、
電気代は大きく変わります。
電気代を節約するためにも、
フィルターはこまめに掃除しましょう。
空気を循環させよう
今ではすっかり定着しているのが、
エアコンとサーキュレーターや
扇風機を併用することです。
サーキュレーターで空気を循環させることで、
室内の空気が一定になるため節電することができます。
冷たい空気は下に溜まりやすいため
サーキュレーターを下に向け、
空気を混ぜることで部屋を
効率よく冷やすことができます。
また、エアコンを使う前に
扇風機を使い体感温度を下げておくと、
エアコンの設定温度が高くても、
十分に涼しく感じられます。
エアコンの温度を下げすぎることがないため、
節約することができます。
窓を開けて風を通すだけでも、
室温が少し下がります。
エアコンは、温度差があると電力を消費しますので、
室温を下げておくことは
節約につながるというわけです。
カーテンで効率アップ
夏に厚手のカーテンというと見た目は
暑く感じるかもしれませんが、
遮光カーテンを使うことで
エアコンの効率をアップさせることができます。
夏場、遮光カーテンで直射日光を遮ることで、
日差しによる熱を
30%もカットすることができます。
日差しをカットすることで、
室温も下げることができますので、
エアコンの設定温度を
下げなくても涼しく感じられます。
また冷たい空気を逃がさないためにも、
できれば長めのカーテンがおすすめです。
室外機の周辺に物を置かない
エアコンには必ず室外機がありますが、
この室外機も節電、節約に
大きな影響を与えます。
室外機は、周りの空気を吸い込んでいます。
室外機の吸い込み口に物があったり
汚れていたりすると
エアコンの効きが悪くなってしまいます。
室外機の周りには、できるだけ物を
置かないようにしましょう。
また、室外機カバーや日よけなどで
室外機の熱を遮ると、
冷房の効果を高めることになります。
室外機をそこまで気にする方は少ないと思いますが、
ぜひ放置したままではなく、
室外機も影響があることを覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
エアコンを使わなくても
日々の生活の中での工夫次第で、
涼しく感じることができます。
ぜひ電気代を節約しながら、
暑い夏を健康に乗り切りましょう!