会社にいくときの自分のお弁当や、子どもの幼稚園のお弁当など、お弁当を作る機会は多く有るかと思います。
毎日お弁当を作って居る方は、夏になると中身が腐らないように…と、気を遣いますよね。
私も毎日朝にお弁当を作って持って行っているのですが、やはり夏の暑さはお弁当の敵だと思っています。
なるべく傷みにくいものを選んで詰めたり、保冷剤を2つ付けたりして、お昼まで持つように工夫しています。
そうやってきて実際にお弁当が腐っていた…という経験は有りませんが、やはり実際に腐ってしまうことはあるのでしょうか。
今回は、
・お弁当が腐る環境とは
・夏の暑さで弁当が腐るのを防ぐ3つの方法
・腐りにくい弁当のおかず10選
についてご紹介します。
目次
夏場にお弁当が腐る環境とは?
私は小さい頃から祖母にお弁当を作ってもらっていましたが、夏には保冷剤を入れたり、腐る心配の少ないものを入れてくれていました。
一人暮らしをするようになっても、毎年夏になると祖母から電話がかって来て、お弁当を腐らせないように!と注意されます^^;
そんな厳しいお弁当の先生がいたので私自身は腐らせた事はありませんが、友達のお弁当が腐ってしまっていたのを見たことがあります。
その日は30度以上のとても暑い日で、お弁当を作ってから6時間ほど経っていた上に、保冷剤を入れていませんでした。
弁当が腐ると、つんとした酸っぱいにおいがします;
調べたところ、お弁当が一番腐りやすく菌が増えやすい温度は35度ということでした。
そして、その温度で2から3時間放置すると、食中毒になってしまうほど菌が増えてしまうようです。
やはり夏の暑い中で何時間もお弁当をおいておくと、お弁当は腐ってしまいます。
作ってから5,6時間以上経ってからじゃないと食べられない、冷蔵庫がないなど、条件が悪い場合は外で買って食べるというのもよいでしょう。
私の母親も夏にはお弁当を持って行かずに外でパンなどを買って食べていることが多いです。
夏でもお弁当を持って行きたいと言う場合には、食中毒対策の為にもしっかりと対策をする必要があるのです。
夏の暑さで弁当が腐るのを防ぐ対策3つ!
では、夏の暑さでお弁当が腐ってしまうのはどのように防げば良いのでしょうか。
誰でも簡単にできる対策を3つご紹介しますね!
①ご飯に梅干しをのせる
梅干しには殺菌作用があるというのは有名ですよね。
梅干しを入れておくことで菌の増殖を防ぐことが出来るので、おすすめです。
②お弁当箱自体を殺菌消毒する
そもそも、お弁当箱に菌が残ってしまっているという場合もあります。
お弁当箱を熱湯などで消毒して中身を詰めることで、菌の繁殖を防ぐことが出来るでしょう。
③お弁当の中身はしっかり冷ましてからフタをする
急いでいると、作り終えてすぐにフタをしてしまうことも多いですよね。
しかし、熱いままフタをすると雑菌が中で繁殖してしまうのです!
温かいご飯や焼きたてのおかずを入れたら、他の準備をするなどして暫くふたをせずにおいておきましょう。
冷めたらふたをして、保冷剤を付けて持って行ってください。
腐りにくい弁当のおかず10選!
夏のお弁当が心配・何を入れたら良いかわからないという方が多いかと思います。
最後に、腐りにくいお弁当のおかずを10個、みていきましょう。
1.豚の生姜焼き
ショウガは菌の増殖を防いでくれる役割を果たします。
豚こまはスーパーなどでやすくなっていることが多いため、手軽に作れるかと思います。
2.梅ちくわ
先ほどもご紹介したように、梅干しは殺菌効果が高いです。
毎日梅干しご飯では飽きてしまうので、ちくわの中に梅を入れた梅ちくわもおいしいですよ。
3.きんぴらごぼう
きんぴらごぼうは手軽に出来ますし、傷みにくいため常備菜としてもおすすめです。
4.鮭の味噌焼き
味噌にも菌の増殖を防ぐ効果があります。
鮭を味噌焼きにする事で傷みにくく、おいしいですよ。
5. 鶏の甘酢煮
お酢は殺菌効果があるため、鶏肉を酢で煮るとやわらかくなりますし、さっぱりとして食べやすいです。
6.ハニーマスタードチキン
マスタードは意外にも菌の増殖を防いでくれる役割があります。
蜂蜜を使うことで、お子さんも喜んで食べてくれるでしょう。
7.卵焼き
卵焼きはお弁当の定番のおかずですが、注意点があります。
それは、半熟にせずしっかりと中まで火を通すと言うことです。
半熟にしてしまうと菌が繁殖してしまう可能性があるため、しっかりと焼いて、冷ましてからふたをするようにしてくださいね。
8.揚げ野菜
野菜は生のままでいれると傷みやすいので、あげてしまうと良いでしょう。
唐揚げなどを作ったときに野菜もついでに揚げてしまうのがおすすめです。
野菜を揚げると、色も綺麗に保つことが出来ますし、菌も繁殖しづらいです。
お弁当の彩りにもよいでしょう。
9.ウインナー
ウインナーはボイルor焼きで、しっかりと火を通してください。
傷みにくいため、おかずとして使いやすい定番食材ですよね。
10.ひじき煮
ひじき煮は冷蔵庫に常備しているという方も多いのではないでしょうか。
水分を出来るだけ切ってから入れることを心がけてください。
まとめ
今回は、夏にお弁当が腐るのかについてご紹介しました。
夏に作ったお弁当は、
・気温35度の中で、2,3時間経つと雑菌が繁殖する
・お弁当の殺菌消毒や保冷剤などで腐るのを防ぐことが出来る
ということでした。
夏の暑い日にはお弁当が腐ってしまう危険性もあるので、これらを参考にして気をつけて持って行くようにしましょう。